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1. ウィンター・ウォー/厳寒の攻防戦
《ネタバレ》 197分完全版を視聴。前半1/3は戦場に赴くまでの被服の受け取りやら行進、その後は雪中でのソ連軍の砲爆撃、戦車と突撃との戦闘描写が延々と続く。それも非常に長く続くが、美術から何から丁寧に作られている印象で緩む感じはない。CGも不自然にドラマチックな演出もほとんどなく、英雄談も過剰な反戦メッセージがあるわけでもない。大国の侵略に敢然と立ち向かって国土を守ったフィンランドであり、誇るべき逸話もあろうがそういった話はなく、身近な戦友たちは次々と倒れて行き、唐突な停戦で終わる。一見単調な展開だがこれこそ当事者たちの感じる戦場の実相かもしれない。メガネの曹長さんがいい味を出していた。[DVD(字幕)] 6点(2020-05-21 21:59:49)
2. 海辺の生と死
《ネタバレ》 原作を読んでいましたが期待したほどではなく、長い上に遠景撮影が多くメリハリもなくややダレました。
役者さんたちは熱演され、奄美諸島の雰囲気も出てはいましたが、
両方行った経験のあるものから観てやや沖縄色が強い印象を持ちました。
また永山絢斗と仲の悪い部下の描写がステレオタイプだったり、井之脇海の姿勢が悪い点も気になりました。[映画館(邦画)] 4点(2018-01-07 20:14:25)《改行有》
3. ウエスタン
長い作品なのでヘンリー・フォンダと富豪との列車でのエピソード等、やや中だるみするところがありますが、映像、演技、音楽、総じて素晴らしいと思いました。オープニングの駅舎での対決、開拓者一家襲撃、最後の決闘等、思いっきり溜めのあるシーン等緩急のある展開に痺れます。ブロンソン、フォンダ、ロバーズの主要三人男のキャラクターはみなそれぞれどこか「変」なんですが、なぜかカッコイイ。[DVD(字幕)] 9点(2017-08-16 21:45:41)
4. 海よりもまだ深く
「そして父になる」ほどのインパクトはありませんが、手堅くまとまってると思います。
小林聡美は好きで真木よう子は苦手なのですが、この映画では特に両者とも印象が強くはなかったですね。
樹木希林と阿部寛は良かったと思います。特に阿部寛は見果てぬ夢を追い求める中年男のグダグダ感がよく出ていたと思います。[映画館(邦画)] 5点(2017-08-07 22:12:24)《改行有》
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