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1. 運命の女(2002)
自分はダイアン・レインの気持ちが分かるような気がします。その瞬間の気持ちに自分に正直に一歩踏み出してしまった彼女を責めることはできないと思いました。もちろんその代償はとても大きいです。辻褄が合わないのが人生というものです。ダイアン・レインはとても美しく、かつ難しい役を好演していました。ラストも良かったです。[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2021-02-18 11:31:34)
2. ヴェニスの商人
《ネタバレ》 「ヴェニスの商人」という題名は有名ですが、自分は小説を読んだことはなく、同時の時代背景も全く知らずにこの作品を鑑賞しました。当時のヴェネチアではユダヤ人に対してこんなに酷い仕打ちをしていたのですね。。。シャイロックはお金に困っていたアントーニオに親切にお金を貸しただけではないですか。金貸業ビジネスですから担保や返済不可能になった時の条件を求めるのは当然です。それを理不尽な裁判にてシャイロックは有罪になり全財産を失いしかもキリスト教に改宗させられてしまうとは。。。この作品、ユダヤ人が見たら不快この上ないでしょうね。シェイクスピアの作品は主人公が死ぬ「悲劇」が多いですが、この作品は「喜劇」だそうです。しかし、自分は喜劇の要素は全く感じず、酷い悲劇としてしか思えませんでした。このストーリーが例え「作りばなし」であったとしても最後に笑う気にはなれません。ラストシーンでのアルパチーノの表情が悲哀に満ちていましたね。。。なお、裁判で法学青年に扮したポーシャには僕も途中まで気づきませんでした。。。[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2019-11-24 14:22:53)(良:1票)
3. 嘘八百
ストーリーは古美術の茶碗を題材にしており、自分は全くその世界に興味をもったことがなかったので、逆に新鮮でおもしろかったです。そしてストーリー以上に、中井貴一と佐々木蔵之介のやり取りや会話に引っ張られました。この二人、いつも同じような演技をしている印象があるのですが、この作品ではオリジナルのキャラクターをしっかりと作り出しておりそれぞれを魅力的に演じていました。[DVD(邦画)] 7点(2019-06-16 03:58:58)
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