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1. 雨月物語
《ネタバレ》 過去何度も観ているので今更書くこともないが、溝口監督の様式美の集大成的な映画です。内容的には他にも優れた作品を撮っておられるが、原作が古典なので内容が教示的でストーリーに深みが無いのは仕方がない。
只、京マチ子の妖艶な演技には圧倒される。同時期の羅生門でも似たような役柄を演じており、やはり強烈な印象を残している。
又、私の大好きな男優森雅之の存在がgoodです。やはりこの方が出ると作品に重厚感が感じられる。
日本映画に一番勢いがあった時代、まさに黄金期の傑作です。[インターネット(邦画)] 9点(2023-12-19 11:11:11)《改行有》
2. ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~
《ネタバレ》 太宰治の世界観が好きな人には満足できるかな。
基本的に主人公はダメ男なのにやたら女にもてる(太宰自身がモデル)のでいけ好かない。
美人の細君は妻夫木君と一緒になったほうが絶対幸福になれるだろうに・・と凡人の私めは思ってしまうのでありました。
そして松たか子の儚げな美しさにずっと見とれていました。[インターネット(邦画)] 6点(2023-10-10 08:40:23)《改行有》
3. 嘘を愛する女
《ネタバレ》 サスペンス仕立ての人間ドラマだが、なんせストーリーが退屈。
長澤まさみと吉田剛太郎の絡みで何とか保たせている感じ。
長澤の女優としての意気込みは感じられる。[インターネット(邦画)] 5点(2021-03-23 13:32:00)《改行有》
4. ウエストワールド
《ネタバレ》 絶対安全だからこそ、命懸けのスリルが楽しめる。そこが否定されると壮絶な恐怖に変わる。
実に上手な発想ですね。
原作、監督は「ジュラシック・パーク」のマイケル・クライトンですね。
50年近く前の映画ですが、そんなに古さを感じさせません。
ユル・ブリンナーのアンドロイドが本当に怖い、正に彼ありきの映画と言える。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-04 10:05:41)《改行有》
5. 浮雲(1955)
優柔不断、仕事出来ないどうしようも無いダメ男の癖に女にだけはやたらモテる。
こんな男確かにいてるが、いつも哀愁を帯びた森雅之はよく似合う。こんな経験が無い小生には羨ましいとしか言いようが無い。
又はこんな男に惚れた弱みで離れられずズルズル人生落ちていく女を高峰秀子が好演。清楚な顔なのにこんな汚れ役でも簡単に出来るのが凄い。
戦後10年この時代によくこんな退廃的な映画撮れたもんだ。それだけでも成瀬監督凄いわ!
作中ずっと同じ調子で流れている音楽も印象的である。[インターネット(邦画)] 8点(2020-05-16 23:57:49)《改行有》
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