みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 誰も知らない(2004) 一番始めにレビュー書くのって、相当緊張します。しかも長男役の柳楽くんは、最年少でカンヌまで行ってしまい、今や超話題の人。この作品も注目されているんですよね。でもですね、私ははっきり言って是枝監督の作品が好きではありません。「映画」という虚構の世界の中で、彼の作品は非常に現実感があるように見えます。実際に存在する世界をスクリーンを通して眺めているのかなと、錯覚することもあります。ですがそんな世界は存在しません。監督の指示で役者が動き、カメラで撮り完成された、フィルムの中の世界です。カメラのブレからも感じてしまうのですが、彼の作品は観客とスタッフの距離が近すぎます。だから、すごくリアリティのある虚構を見せられている気がするのです。「映画はひと時の逃避」と考えている私には入り込めない世界です。3点(2004-07-02 22:18:11)(良:1票) 2. ダンボール・ハウスガール リアリティがない。結局主人公はなぜ日本を毛嫌いしていたのか? 全体と通して何を伝えたかったのかも分からない。内容が薄くて観客には何も伝わっていないのに(少なくとも私には)、作った人たちは満足している辺りが、更にマイナス要因。女性監督、女性プロデューサー、女性脚本家と、製作スタッフが女性で固められた作品であるからこそ、期待してたしもっと頑張って欲しかった。3点(2004-01-13 01:30:10) 3. タップ・ドッグス あんまり内容が残ってない。見終わって何年かした後、その映画の記憶がなくなってる作品って、結局何にも伝わってないってことだと思う。ただ、タップのシーンだけは頭の隅に残ってます。4点(2003-10-02 02:25:07) 4. ダイナソー 友達が泣いたって言っていたから、期待していたが……私は観終わった後、その友達の涙腺の弱さを知った。それとも彼女の現世は恐竜なのか?感情移入できず、客観的に見ても面白くなかった。3点(2003-08-08 19:28:00) 5. 大河の一滴 音楽は頭に残るんですがね。脚本家の新藤さん、もう90歳ですしね。岩の上で、楽器は吹かないでしょ?リアリティがない。錆びちゃいますよ。4点(2003-07-16 01:51:54)
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