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プロフィール
コメント数 1682
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  第七の封印 《ネタバレ》 死から決して逃れられないのは遍くヒトの宿命であって、十字軍だろうが疫病だろうが・それが世界に降り注ぐ速さに多少の違いが在ろうが無かろうが、根本的なその状況自体に大差は無い…とまずは思うのです。かつ、今作の主人公・騎士アントニウスは迫り来るその死を前にして、其処からは逃れられぬという絶対的な人間世界の悲惨と・そして何も語らない神、というシステム全体の在り方に対する疑問を問い続けて居る…そのことはまた確かに、多分にキリスト教的な(or 少なくとも宗教的な)観点からの問いかけだと、私も再び思うのですね。 しかし、今作の登場人物の振舞いを通してはその「宿命」に対して、もっとヴァリエーションに富んだアプローチの数々というのを見て取れるとも思うのですね。それこそ、誰か一人にその咎を押し付けて生贄に捧げて満足する者、或いは、終末論的なナニかを振り翳して絶望に浸ることで逆に優越感を得る者、なんてのは、今現在に至っても・キリスト教の支配の下に無いこの国においてさえ、探せば幾らでも見つかるって光景だと思うのですよ。しかし重ねて、その一方で例えば、考えても答えの出ない問いに無為に陥ることを拒否して日々を享楽的=ごく前向きに生きること、であるとか、神でも仏でもない己の道理にのみ忠実で在ること、とか、それでもその強大なる運命をちゃんと恐れて・自分自身の無力さを知ることで逆に総てを受け容れること、だとか、私には、今作はむしろそういった後者の諸々の方にこそより大きな価値を見出しているのだろう…ということ自体は、思ったよりも容易く伝わって来てかつ共感も可能だった、と率直に思われたのですね(⇒とは言え、ゆーて私も2回3回は観た上でこうなったってダケなのですケドね)。 また、久し振りに再見して、やはり難解だと言われる作品かとは(再びどうしようも無く)そう思ってしまうのですが、それでもごくシンプルに、ごくポジティブなモノを描いている方の作品なのだな、と思うトコロにまでは今回チャンと至れたのですね。且つはその上で、台詞はどれも含蓄に満ち・そして映画全体としても全く無駄が無い、という類稀な完成度を備える作品だと思うのにも(同様に)至るコトが出来ました。やはり、傑作かと思いますね。[DVD(字幕)] 9点(2024-03-25 22:29:47)
《更新》
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