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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ダーク・スター まさにわたしが愛すべきB級作品。その哀愁あふれる日常的な作りは、それまでに無かったと思われる”宇宙飛行士=普通の人間”という撮り方でとても楽しく、素晴らしい。脚本のダン・オバノンは次の「エイリアン」などでこの辺をうまく生かしている。低予算丸出しな所を逆手に取ったような作りや話は”アッパレ”としか言いようが無いほどで、特の”かぼちゃ型宇宙人”などはチープを通り越した可愛さがある。手乗りサイズならペットで飼いたいくらいだ。それに自我に目覚める爆弾もバカっぽくて面白い。ジョン・カーペンターお得意の音楽も冴えに冴えまくっているし、オープニングとラストに流れるカントリー「ベンゾン・アリゾナ」はメチャメチャ宇宙に・・・というかこの作品にマッチして当分耳から離れないだろう。 30年経つ今見ても十分満足度は高かったし、これからもこの満足度は衰えることの無いであろう傑作です(個人的に)9点(2004-02-04 12:34:13)《改行有》 2. タクシードライバー(1976) 今更ながら傑作。デニーロ演じるトラヴィスはあまりにも強烈。怖さを通り越して見ていて悲しいくらいだ。はじめて見た後、自分の中で何かが変わった気がした。9点(2003-07-10 11:32:49) 3. 007/私を愛したスパイ 007シリーズで初めて劇場で見た思いでぶかい作品。シリーズの中でも007らしさと娯楽性が最もうまくマッチした集大成的傑作。殺し屋ジョーズもシリーズ中最強にして最高のライバル。ボンドカーのロータス・エスプリを忘れられない。8点(2003-11-15 02:20:46) 4. タランチュラのキス 《ネタバレ》 ぶっちゃけ言いますと、タランチュラを使ったて邪魔な人間を殺す話ですね。こう書くと「なんだ、よくある話じゃな~い」なんてお思いの方も居りましょうよ。しかし、この作品はそんな単純なお話ではありません!タランチュラを使うと言っても、その毒で人を殺すのではなく、タランチュラを見た事、触れられたことによる恐慌?ショック死?で人を殺すのです。なんと難しい殺しでしょう。そんなことで人は滅多に死にません。でも、この作品では死んじゃうんですね、おそろしい。演出のせいか、コノ頃の作品特有のもっさり感?があり、特にクライマックスの殺しは、ちょっと時間とりすぎじゃないですかね。もっとテキパキやってよね、と。でも、何か良いんですよね、この作品。オープニングの少女の笑顔も素敵だけど不気味でもあるしね。[インターネット(字幕)] 6点(2005-08-30 00:20:48) 5. 007/ムーンレイカー 前作は007らしさと娯楽性のバランスが保たれていて傑作だったが、今回はかなり娯楽色の比重が多く、バランス崩壊と言う感じ。時代が時代なので宇宙が舞台と言うのは許せるが、徹底しているでもなく弾けてもいないという中途半端がいけません。しかし、冒頭のスカイダイビングしながらのパラシュートの奪い合いは最高。 6点(2003-11-15 02:39:45)《改行有》 6. 007/黄金銃を持つ男 個人的にシリーズ中、最もダメな作品。話が散漫でまとまりに欠けるし、格闘戦は迫力に欠けチープだは、ボンドガールもイマイチだはで、見所を探すのが難しい。特に肝心の黄金銃とクリストファー・リーのスカラマンガが生かしきれてないのが何より残念。 5点(2003-11-15 02:57:36)
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