みんなのシネマレビュー |
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1. TITAN タイタン(2022) 《ネタバレ》 アサイラム制作による、いつものB級SF映画。 とはいえセットや衣装などはそれなりに凝ってるように見えます。少なくとも安っぽすぎて観てられないというほどではありません。 ただ低予算SFにありがちなCGの安っぽさだけは致し方ないものがあります。 舞台が衛星タイタンなのでそのタイタンの風景を俯瞰したり地平から見たりといったヴィジュアルが欲しいなと SFマニアとしては思うのですが、残念ながらアサイラム作品にそういうのを求めるのは酷というものでしょう。 あとストーリーがポンコツすぎます。なんというか、これならせめてぶっ飛んだ内容で笑かして楽しませてくれればいいものを、 本作は普通に真面目に作ってるんですよね。だからただつまらない、という地獄なのであります。[インターネット(吹替)] 3点(2025-02-21 16:46:41)《改行有》 2. 旅立ちの時 《ネタバレ》 リヴァー・フェニックスの魅力が迸っている作品でしたねぇ。 逃走生活からの旅立ち、そして親からの旅立ち。 ラストは感動的で、映画が終わった後も、登場人物たちのその後の人生を色々と想像したくなる、 そうさせるのっていい映画だよな、て思います。[インターネット(字幕)] 7点(2025-02-07 14:32:50)《改行有》 3. W/ダブル 《ネタバレ》 なかなかの快作でした。 地下室で目撃しちゃう、ステップファーザーのヤバすぎる裏の顔、 途中で自分が何者だったかわかんなくなって、パートナーに聞いてすぐさま暴力振るう様とか、 一人で全く違う二つの顔を使い分けてる感じがすごく怖い。 終盤でにいちゃんがあっさり殺されちゃうのは残念だったけど、あそこで女性だけになれば 恐怖度も増してクライマックスとしては抜群の展開になるのでしょう。 娘のシャワーシーンはなかなかにエロチックだった。[インターネット(字幕)] 7点(2024-12-10 14:18:39)《改行有》 4. ダークレイン 《ネタバレ》 疑念が疑念を呼ぶ、疑心暗鬼のスパイラル。 ほとんどひたすら誰かが誰かと言い争ってるような内容でしたが、まぁそのオリジナリティは買いたいのですが、 少なくともホラー映画ではありません。全然怖くはありませんよ。どちらかといえば失笑してしまうような展開。 特にみんな髭面のおっさんと化していく様は不気味よりも滑稽さの方が上回ってます。 なのでこの舞台劇っぽい映画は実はホラーの名を借りた失笑コメディなのだと思います。[インターネット(字幕)] 5点(2024-08-27 12:15:36)《改行有》 5. ダークグラス 《ネタバレ》 巨匠ダリオ・アルジェント10年ぶりの新作ということで鑑賞致しました。 序盤さっそく被害者になる女性の首からの血飛沫に「お〜ダリオ・アルジェントだ〜」と嬉しくなったものですが、 全編通しての出来栄えはまぁ佳作だなと。よく言えば安心して見れるのテスが、 悪く言えばなんの意外性もなくストーリーは平凡です。[DVD(字幕)] 5点(2023-10-08 15:12:18)《改行有》 6. TANG タング 《ネタバレ》 そうですねぇ〜、良かった点と言えば、綺麗な映像だなぁと思うシーンがいくつか、 それからタングが可愛らしい、ということですかね。 駄作とまでは言いませんが、大人の自分としては終始「ゆるい話やな」と。 子供の視点で考えればまた違った印象になるのかな。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2023-06-28 14:02:04)《改行有》 7. 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 《ネタバレ》 なかなか良かったと思います。 序盤から痺れるようなアクションで、しっかりと地に足のついた堅実なアクションというのかな、 原点回帰してるなと、そして今までのシリーズに対してもオマージュをしてるなと、そういうのを感じました。 そんで監督さんは誰なんだろうと思って調べたら、知らない日系の監督さんで、なかなかの大抜擢ですね。 こういう大きなシリーズに思い切って抜擢をしていくというハリウッドの懐の深さを窺い知れます。 そしてダニエル・クレイグのラスト作品ということで、この結末にも驚かされました。 25作目にして、とても印象に残る一本でありました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-04-10 18:18:02)《改行有》 8. 台風クラブ 《ネタバレ》 よくわからなかったというのが正直なところです。 なんとも言えない、不思議な映画ですね。何度か見たらわかるようになるかしら。 スタイルがとても独特で、映画的な作りを排してるんですよね。 みんな素人臭い演技で、カット割も少ないから、その教室に自分もいて 彼らを覗き見してるかのような感覚になってくる。[インターネット(邦画)] 5点(2022-04-04 19:19:49)《改行有》 9. 第十七捕虜収容所 《ネタバレ》 これはなかなか面白かったです。舞台劇らしく閉じた環境での人間模様をコミカルに描く。 さすがはビリー・ワイルダー。収容所では娯楽が何もないですから、音楽は最高の楽しみの一つなんだろうなぁと。 みんなで賑やかに歌い上げたり行進したりするシーンはとても印象的でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-26 14:11:21)《改行有》 10. ターミネーター:ニュー・フェイト 《ネタバレ》 アクション的には悪くない出来栄えですし、お金かかってるなぁというのも 見ていてよくわかりますが、でもどのシーンよりも一番衝撃的だったシーンは冒頭ですね。 若かりし頃のサラ、ジョン、そしてシュワちゃんたちが何の違和感もなく映像化されていて、 今のCG技術はほんとすごいなと驚愕いたしました。そしてあんだけ必死に守ったジョンが あっさり殺されて始まるというサバサバストーリーにも衝撃を受けました(笑)。 ターミネーターシリーズは基本的にはやってることが同じでして、 敵からひたすら逃げ続ける、ただそれだけであります。 唯一のひねりは、シュワちゃんターミネーターが山小屋で擬似家族のように過ごしてて 親の気持ちを理解できるようになったという設定ですね。その発想は斬新だった。 そしてサラのために敵と共に絶命するラストはジーンときました。 そんなわけで内容的には悪くないんですが、興行的には大コケだったので、 おそらくシリーズとしてはこれが最後になるだろうなと。 老体に鞭打って新作を見せてくれたお二方にお疲れさまを言いたいです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-03-31 19:46:34)《改行有》 11. ダンスウィズミー(2019) 《ネタバレ》 あら?評価が低い(笑)。個人的には楽しく観れましたよ。 ミュージカル映画として見るとか、ララランドと比べたりするからいかんのです。 谷口作品ですからコメディ映画です。 最初で主人公が台詞で言ってましたが、突然人が歌い出すなんてミュージカル映画はおかしい。 そういうミュージカルの世界を催眠術で歌い出しちゃうという設定で、メタ的に笑いにしてるわけですね。 ムロツヨシがサラッと歌って見たら静香がつられて歌い出して「やっぱり〜!」のところがすごく好きです。 やしろ優は役者じゃないんで演技は下手だったけど、あの役柄ならまあ許せるかな。 登場人物、嫌な人誰も出てこなくて気持ちの良い作品でした。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2020-01-06 21:23:05)(良:1票) 《改行有》 12. ダンボ(2019) 《ネタバレ》 近年の実写ディズニー映画は個人的にどれも乗り切れないものばかりだったのですが、本作は純粋に楽しめました。 ついにダンボを実写化出来るまでになったのかと。実際に鑑賞してみると、ゾウさんたちは皆CGなのですがなんの違和感もなく、見事でしたね。 ダンボという異形の動物が主軸なせいか、ティム・バートンらしさが出ていたようにも思います。相棒音楽家ダニー・エルフマンのスコアも良かった。 そしてマイケル・キートンとダニー・デビートが出演してるわけですが、これはバットマンリターンズのコンビな訳ですね。 それでいて善人悪人が入れ替わった役柄になってて、それもまたひねりがあって良い。 何とも言えない顔つきの主役の女の子もまたティムバートンらしくて良い。 ヴァンデヴァーの役柄は、どことなくウォルト・ディズニーを連想させる。 今のディズニーはものすごい膨張主義なので、この自己皮肉のようなストーリーも考えさせられるものがありました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-08-01 18:11:18)《改行有》 13. 太陽はひとりぼっち 《ネタバレ》 表面的にはものすごく退屈な映画だったんですけど、言いたいことはなんとなく伝わってきました。 物質的には豊かなんですが、生きている手応えみたいなものがない人たち。 ピエロが株取引の人である設定もそういう意味合いに通じているのでしょう。 社会が複雑化し個人の存在意義が見えにくくなる中で、愛や生きる意味もよくわからなくなってくる。 単なる恋愛の話かと思いきや、現代社会を切り取る作品でありました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-07-10 16:00:46)《改行有》 14. 弾丸を噛め 《ネタバレ》 お馬さんは、あんな泡のような白い汗を掻くって初めて知りました。 本作を見た収穫といえばそれぐらいかな、、、。映画としては冗長だなと感じました。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-05-21 19:55:43)《改行有》 15. タバコ・ロード 《ネタバレ》 登場人物がえらくテンションの高い喜劇。はちゃめちゃな連中で、そりゃ困窮しちゃうよねと。 笑っていいのか、、いやそもそも笑えるのか、と一人考えながら観ておりました。 紳士のおかげで半年の猶予を与えられたけど、たぶん半年後は救貧農場に行ってるんだろうな、、。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-05-11 15:40:21)《改行有》 16. 大砂塵 《ネタバレ》 なかなか見ごたえのある作品でした。 ジャンルとしては西部劇、かつ1950年代の作品ですが、女同士の戦い、ストロングウーマンというかなり異色の内容。 少年を匿い、一人でピアノを弾いてるシーンから処刑場から逃れるシーンまでが特に印象深かった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-25 20:15:02)《改行有》 17. ダウン・バイ・ロー 《ネタバレ》 結局のところ何が言いたかったのか、空っぽじゃないかとも思いますが、 不思議な魅力が漂ってます。やはり阿呆な奴らは見ているだけで面白いい。 驚くほど簡単に脱獄して「アメリカ映画みたいに脱獄できた」なんていうあたり、 わざと外したユーモアを作っているんですかね。 運命の人に出会ったりしても実にあっさり描いてる。 そう、起伏が全然ない。退屈を面白く見せる、みたいな、そんな映画。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-15 17:05:44)《改行有》 18. ダウンサイズ 《ネタバレ》 人類の持続可能性のために、人間そのものを小型化していくと言う斬新なアイデア。 そして小さい世界であれば、自分も貴族のような生活が送れるという。 最初の方は結構コメディ要素が強くて、ケラケラ笑いながら観てました。 特に、全身の毛を剃って全裸になって台の上で小さくされて丁寧に回収されていくシーンは すごくシュールで爆笑しちゃいました。ところが後半になると、ベトナム女性が登場してきて、 なんだかヘビーな展開になっていくわけですね。 湖や集落、巨大なタンポポやトンボ、、、美しい風景が印象深かった。 そしてラストのトンネル、、、。 エンタメ作品だけど、なんだか考えさせるところもあって深く記憶に残る一本でした。[DVD(字幕)] 7点(2018-08-21 00:36:40)(良:1票) 《改行有》 19. 大魔神 《ネタバレ》 外のセットも、大魔神の山のスタジオセットも、すごく大掛かりで良く出来てましたね。 CGのない時代、巨大な大魔神と逃げ惑う人々を合成で一つの画に納める。 悪者を捕まえて釘で打ち付けるシーンもなんかもじつに苦労が伺えます。 ラスト30分になってようやく大魔神様が暴れてくるのでそれまでが長かったですが、 当時の技術を結集して作ったのであろう映像は今でも見ごたえしっかり感じれます。 ラスト、暴走しかかったところに人間の涙で怒りを鎮める大魔神。 神なのになんだか人間臭くてグッときます。[CS・衛星(邦画)] 7点(2018-08-07 18:39:40)(良:1票) 《改行有》 20. ダークタワー 《ネタバレ》 まさに中二病的な内容で、もうこの時点で人を選ぶ内容ではあります。 オカルトなものは好きなので個人的にはまぁ観れはしましたが、 それ以前に普通の拳銃アクションしか見どころがないなと思いました。 中間世界とやらも、要は単に無国籍なだけでそれほどヴィジュアルに印象深いわけでもなく。 原作はもっと膨大な内容の小説だそうで、それを90分くらいの映画に収めること自体が難しいと思うので これはこれで別物として考えた方がいいのかもしれませんね。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-06-23 20:59:09)《改行有》
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