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プロフィール |
コメント数 |
86 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
日本人なので邦画好き! 淀川先生のように、いつまでも「きれいですね~」「すごいですね~」と映画を楽しみ続けます。 不幸にしてつまらん映画を見た後も、シネマレビュー見ると爆笑ネタになって、HAPPYになります。「いや~、シネマレビューって本当にいいもんですね」あ、コレは水野御大・・・
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1. 007/スカイフォール
《ネタバレ》 毎度毎度、楽しみながら不満もあるし、完璧な名作など出来ようもないのでそのつもりで観ていたが、今回の古風な演出はすごく楽しめました。
超人的で過剰なアクションは冒頭のお約束アクションのみというのは、007に限らず最近では珍しい。
全体的に地味なアクションシーンが続くのですが、この監督、今のアクション映画でありがちなケレン味がなく、1カット1カットしっかりした撮り方をしている所が好感持てました。
つまり今回は、アクション映画というより、スパイが置かれるであろうシチュエーションを大事にしている演出と脚本です。
例えば地下鉄のチェイスでも、絶対人間には無理というアクションではなく、出来るかもしれないと思わせる所で抑えているが、ドラマにサスペンスがきちんとあれば地味でも楽しめるし、予算をかけなくてもちょっとしたアイデアで驚かせたり出来るというシーンが多々あります。
こういう演出は007だからこそ、古いと批判を浴びながらも伝統として守っていって欲しいなと思います。
後半はさすがに長く感じた。いつもなら世界の危機を止めるためにアクションが過剰になる所を、何故個人を守るためのアクションになっていくのかと思ったら、ああいう結末が待っていたわけですね。
2作前のボンドの誕生から一回りして、次回はまた荒唐無稽な方向に行くかもしれませんが、1作ごとにありえない方向に行ったりシリアスに戻ったりするというのもいいのではないかと思います。
あと、軍艦島は見た瞬間に「あ、軍艦島だ」と思ったのですが、日本人としてこういうロケ地が選ばれるのは嬉しいです。
音楽は定番のデビッド・アーノルドが降板してしまいましたが、トーマス・ニューマンの音楽も実に過不足無く007ぽい音楽で良かったです。[映画館(字幕)] 8点(2012-12-04 22:26:23)(良:1票) 《改行有》
2. ターミネーター:新起動/ジェニシス
《ネタバレ》 さすがに5作目ともなると、かつての感動は期待していなかったが、歴史が上書きされたり、登場人物の人生があまりに狂ってしまうと、安易に変えてはいけないものを「解釈の変更」でOKにしてしまうような軽薄さを感じてしまう。
1本のアクション映画としては、あの手この手で楽しませてくれますし、そういえば1や2でこんなシーンがあったなあという懐かしさも楽しめますが、ゲームを1ステージずつクリアしていくような面白さであって、ドラマ的には浅い気がします。
これを見て、逆に1,2で語られていた真のテーマが浮かび上がったような気がします。
過去や未来がどうというのは方便で「人生は一回しかない、だから自分の力で未来を切り開く」というテーマが根底にあったからこそ、1や2は感動的だったのでしょう。
深いことは考えずに帰ってきたシュワちゃんや、今回のT-1000もなかなかクールでかっこよかったので、ターミネーター同窓会と思えばよいかと思います。[映画館(字幕)] 6点(2015-07-14 01:13:48)(良:1票) 《改行有》
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