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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 太平洋奇跡の作戦 キスカ 最近の日本映画って、戦争の悲惨さみたいなものは描くくせに、こういう成功した作戦を描くような事をしないので非常に不満が残ります。そうした中でも、この映画は違った趣のある映画だと言っても良いでしょうね。原作はこの作戦の実際の参謀だったかな?が描いていますが、一部史実と本人の記憶が違う所があるようですが、基本的には物凄く良く出来た作品だと思います。 残念ながら、なまじ戦史研究なんかしているとどうしても木村昌福という人物像が三船敏郎の姿と一致しないんですね。確かに木村は豪胆な人だったと言われてはいますが、三船の様な眼光の鋭さはなく、どちらかというと、非常に穏やかで内に思いを秘めた人だった様で、その分かなり映画そのものは良いものの、人物像が不十分だった気がします。映画自体はかなりしっかりと出来てはいますので、多くの人に出来れば日本軍の活躍する映画としてみて欲しいものです。 [地上波(邦画)] 8点(2010-11-22 15:27:13)(良:1票) 《改行有》 2. 007/ゴールドフィンガー やっぱりアジア系の召使いがいい味を出していますよね。終始無言なんだけど、だからこそあの大柄なキャラクターが前面に出てくるんじゃないでしょうか?ただ、唯一許せないシーンがあって、壊れた橋を1回捻りで飛び越すシーンでコメディタッチの効果音を付けているんですよね。あれは無いとおもうなぁ。6点(2003-05-23 18:42:41) 3. 007/ロシアより愛をこめて やっぱりこの映画がシリーズをあそこまで伸ばすきっかけになったんだろうなぁ。とにかくスパイ映画としての面白さをこれでもかと言わんばかりに出してる映画。これであたしはショーン・コネリーのファンになりました。9点(2002-07-12 23:25:22) 4. 007/ドクター・ノオ 「007は殺しの番号」なんて日活や大映あたりが泣いて喜ぶような邦題は今はすっかり忘れられてますね。まだ銃がPPKでないのがこの映画の実はある意味挑戦だったかと思うと面白いものです。7点(2002-07-12 23:20:56) 5. 太陽の王子 ホルスの大冒険 当時としては出来が良すぎるんだよ。あたしがこれ見たのは学生になってからなんだけど、この当時の東映動画・東京ムービーの社員の力は本当に凄いというしかない。10点(2001-09-18 19:47:14) 6. 007/サンダーボール作戦 個人的には好きだよ、あの水中の戦いは。テンポが遅いのはどうしようもないけどね。ガキの時にコネリーが女の水着の中にカセットテープを入れるシーンなんかドキドキしたけど、さらりとこなす感じがいかにもジェームス・ボンドって感じで好きですね。7点(2001-08-17 23:36:12) 7. 大脱走 最近は見てないのですが、初めて見たときの感想は、戦争映画の筈なのに、戦車でてこない、戦闘機でてこない、でも面白い、でしたね。(笑) 戦争の中で捕虜というのを取り上げた映画は少ないですが、この映画はその中でも一番さっぱりしていて、それでいて後から何かが残る映画だったです。脱走をスポーツの様に考えさせるシナリオ作りとあの軽快な音楽と個性あふれる往年の名優たちのキャラクターがあったからこそ、長い映画だけど飽きさせないし、重い筈の戦争映画がここまで明るく出来たのだと思います。残念なのは、マックイーンが逃走に使うドイツ兵から強奪したバイクがドイツ製じゃないんですよ。戦争映画マニアにはちょっと頂けなかった。7点(2001-07-08 03:15:16) 8. 007は二度死ぬ 日本がロケ地という事で、個人的には好きな方だけど、日本の特殊部隊=ニンジャみたいなコテコテな先入観が多分にあって、思わず「プッ」っと吹いちゃいそうな場面もあるのだけど、まぁ、よく出来てるんじゃないですか?しかし浜美枝さんてきれいな方ですよね。6点(2001-07-03 01:11:34)
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