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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 小鳥遊六花・改〜劇場版 中二病でも恋がしたい!〜 《ネタバレ》 既述ですが、ホントにただのファンムービーでしかない一作です。[DVD(邦画)] 3点(2018-10-24 01:10:31) 2. たまこラブストーリー TV版「たまこまーけっと」にて、主役たまこ演じる洲崎綾のとんでもないぽわぽわ演技にすっかり魅せられた私にとって、この本作の劇場版は「洲崎恐るべし」と驚愕せざるを得ない出来であった。 主役のたまこは、嫌味さの微塵もない全開のぽわぽわ感を以ってして、その物語をぽわぽふっくらわとした暖かさで包んでいくという、まさしく彼女の愛する「もち」のようなキャラクター。 そんな彼女を影ながら(時にはアカラサマに)懸想する幼馴染キャラこともち造が、たまこに想いを告白することで、半ば永続的に続くかと思われていた「たまこの変わらないぽわぽわ世界」は、ちょっとした変化を見せる。 「もちと愛すべき友人、家族、商店街のメンバーへの愛情」が殆どを占めていたたまこにとって、年相応のイロコイ沙汰は正しく青天のヘキレキ。 散々「もち造からの微かな(アカラサマな)ラブ・フラグ」を、持ち前の天然さでスルーしていたツケが廻ったかのように、彼女の周囲はギクシャクしていく。 世界は変わる。徐々にではあるが、その変化について行けてないと実感する時がくる。焦りが動揺に変わり、急に「お控えなすって」「かたじけねぇ」等と、思いもしないセリフが口から出てくる。 だが、皆がその「青春の岐路」的なモノを乗り越えて、前へ進んできたのだと、たまこは知る。そして、物語の最後にたまこは、そのぽわぽわとした足取りをフル稼働させて前へ踏み出す。 そんな当たり前の紆余曲折を、洲崎綾は絶妙な加減で演じ切ったと、私は思った。ブラボー、洲崎。 …あ。作品の感想としては「この甘酸っぱい世界に酔いしれてしまった私のマッチョさを取り戻すために、筋トレとかしたくなった」である。京都アニメーション、恐るべし。[DVD(邦画)] 7点(2014-10-18 02:07:49)《改行有》 3. 探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 《ネタバレ》 「政治家はスキャンダルの揉み消しの為に平気で悪事に手を染め、虐げられている貧乏人は常に情に厚き善人である」という偏見が誘うミスリードが、秀逸。全体的に散漫な出来でしたが、観ていて飽きさせない展開が巧いというかこれは、原作の勝利なのかもしれない。 ラストのコンサートシーンに「亡き王女のためのパヴァーヌ」を持って来るってのはちょっとカッコつけ過ぎだが、本作のケレン味と相まっていてナカナカ小憎たらしい。[DVD(邦画)] 6点(2014-10-03 01:44:06)《改行有》 4. 探偵はBARにいる 《ネタバレ》 松田優作の探偵モノ要素や濱マイク要素、それにルパン三世のエッセンスを加えた、平成世代の探偵モノ。世代でまとめようとすると異様にオッサン臭くなるが、そんな新風を感じざるを得ないオッサンな私なのであった。 これは、どこかで味わったことのあるようで、無いような、そんな新フレーバー。印象は、決して悪くない。 全体的にウサン臭いムードがステキであったが、元スナック従業員役・新谷真弓の突出した胡散臭さは異常。[DVD(邦画)] 6点(2014-09-17 05:08:24)《改行有》
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