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1. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 前作ビギンズの高い完成度を保ちつつ“敵がしょぼい”という唯一の欠点を圧倒的に補った堂々たる作品。今シリーズはアメコミ原作にありがちな“てきとー”さがなく、実に完成度の高い作品に仕上がっている。一方でリアルさを追求したあまりか、バットマンの世界であるゴッサム感が全くなく、普通のアメリカの都市になってしまっているのは残念。
2時間半の間、全く間延びせず次から次へと話が進む展開はお見事。そしてラストにバットマンが悪役をかぶり、“ダークナイト”のタイトル。鳥肌もんでした。[映画館(字幕)] 8点(2008-09-06 12:25:44)《改行有》
2. ダ・ヴィンチ・コード
《ネタバレ》 全13話の連続ドラマの総集編、って感じ。山場ばかりが次々とやってきて、ついていくのが精一杯。一つの驚きが次のシーンでドンデン返されたり、感動する暇もない。テーマは壮大で製作者も頑張っていたとは思いますが、2時間半の映画にすること自体無理があったのでしょう。1本の独立した映画としては評価が出来ず、キリストの子孫がうんぬん云うところに無関心という点を差し引いてもこの程度の点でしょう。原作を読んでみようかなぁという気にはなりましたけど。[映画館(字幕)] 5点(2006-06-03 12:16:24)
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