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プロフィール |
コメント数 |
24 |
性別 |
女性 |
年齢 |
57歳 |
自己紹介 |
私をハッピーにするもの
タフでソウルフルでエロティックでストレートなThe Rolling Stones (存在自体が好き。婆さんになっても断固支持)
脆く切なく刺激的で繊細なDavid Bowie (「Ziggy Stardust」凄く好き。「Andy Warhol」も好き) |
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1. タクシードライバー(1976)
タクシードライバーの冷え冷えとした視線を通してさらけ出されたアメリカの恥部。売春婦やポン引きを「クズ」と言い捨てるペシミスティックな主人公は、しかし端からみれば同様に、ポルノを見て自分を慰めているような孤独な「クズ」でしかない。しかし彼が周囲と決定的に違った点は、彼には「自分は何者でもない」という焦燥感があったことだ。私にはこの「nothing」という焦燥感が痛いほど分かる。そして彼は拳銃に執着する。拳銃を通して、病める社会に反撃し、自己実現していく。髪をモヒカンにしたあの一件で、みごと「男」になったのである。あっぱれ。「セックスの貪欲さ」という点では、ニューヨークも日本も然程変らないと思うが、このような批判的視線を持ち得、それがヒットするだけ、アメリカ人のほうがまだまともなのかもしれない。9点(2004-07-24 18:18:20)(良:1票)
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