みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 太陽の帝国(1987) 《ネタバレ》 2時間半を超える長編ですが、型破りな主人公の少年役クリスチャン・ベールの素晴らしい演技を追っかけているだけであっという間に時間が過ぎていきました。 まあ、旧日本軍が出てくる外国映画ということで、その描かれ方に注目して観たのですが、主人公のスタンスが非常にニュートラルなこともあって変な偏りもそれほど無く上手く描かれていたように感じました(主人公の家から軍人が怪しげな格好で出てくるシーンは謎でしたが・・・)。 当時の上海や収容所の様子や戦闘の描き方も、リアルさと映像美が見事に融合したものとなっているところなんかはさすがスピルバーグです。 [DVD(字幕)] 8点(2009-09-22 11:31:34)《改行有》 2. だいじょうぶマイフレンド 《ネタバレ》 ジュリエット・ビノシュのような 広田玲央名と、スーパージルバ(80年代ニューウェーブ!)は良かったですね。 ちょっと頭でっかちな若手文化人が、お金をたくさん使って、有名な俳優や音楽家なんかをいっぱい呼んで、盛大にスクリーンに自分の書きたいようにいっぱいお絵かきをした。そんな感じの映画です。 ある意味、凄く贅沢な映画ですね。当時お金を払って観ていたら確実に後悔してたでしょうけど、今ネタとして、そして80年代文化の検証資料として見ると結構楽しく観ることができました。 [DVD(邦画)] 4点(2009-08-27 18:19:18)《改行有》 3. 台風クラブ 《ネタバレ》 誰が言ったのかは忘れましたが「考えるな!感じろ!」という台詞がピタリと合う映画ですね。まあ、内容を言葉で説明するのが非常に難しいです。 急激な成長期を迎えている中学生なら誰しも持っているであろう激しい衝動のようなものを、台風とともにアヴァンギャルドに描いています。(しかし、「オカリナは朝吹くもののなんです」のシーンは何だったんでしょう?) ハチャメチャなんだけれども、不思議な魅力を持っている作品でした。 [DVD(邦画)] 7点(2008-02-18 19:25:30)《改行有》 4. TATTOO<刺青>あり 学生時代「破滅―梅川昭美の三十年」という本を読み、この事件や犯人に関心を持ちこの映画に出会いました。とりあえず、この犯人はどうしようも無い奴だし、彼の犯した犯罪は死を以ってしても償えない位の酷い行為ではあることは間違いありません。ただ、それだけでは済まないものを感じたのも事実です。ラストにながれる宇崎竜童の「ハッシャバーイ♪」が今も口ずさんでしまうほど印象に残っています。[ビデオ(邦画)] 7点(2007-01-09 19:29:24)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS