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1. タワー・オブ・タイタンズ(TVM)
とにかくエンニオ・モリコーネの音楽が素晴らしい!ある時は、リムスキー=コルサコフの「シエラザード」のように情熱的で激しく、そしてある時は、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」のように崇高なまでに美しく流れるメロディ…。さすが映画音楽の巨匠、感服しました!そしてさらに映画の方はというと、…えーと、…えーと、何だっけ?ああ、そうそう、若貴もビックリの長~い兄弟喧嘩ってことだね。スケールがやたらデカい割には、喧嘩の原因が…チッ!それにしてもモリコーネ、よくこんな仕事引き受けたなあ。どんなにショボい作品でも、一旦引き受けた以上手は抜かない、そのプロ根性にまたしても感服させられたのでした。[DVD(字幕)] 4点(2007-07-24 22:02:44)
2. 魂を救え!
決して面白くなくはないのだが、見終わった後に妙なもやもや感が残る。自分のスーツケースに見知らぬ人の首が入っていることが分かった時のマチアスの行動に、まずもやもや…。パーティーって…普通行く?次に、ブライシャーから見ればマチアスは、フランス外務省や情報部門に顔が広いという点で格好の「使者」であるという論理に、もやもや…。何、この超後出しジャンケンの論理。牽強付会も甚だしい。さらに、タレントのカイヤに似た不細工女とのロマンス話とか、何か本筋と関係あるのかなと思わせておいて実は関係がなかった、というパターンに、またしてももやもや…。時間が長いのはそのせいか。どこかを直せば凄い面白い作品になりそうなんだけど、具体的にどこを直せばいいのか、よく分からず、やっぱりもやもや…。かくして真相は霧の彼方へ消えたのであった…。[DVD(字幕)] 5点(2007-06-26 22:06:32)
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