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プロフィール |
コメント数 |
30 |
性別 |
女性 |
年齢 |
47歳 |
自己紹介 |
思いっきり地味、思いっきりB級、思いっきり大作志向、どんな映画も人の少ない映画館で観るのが好きです。 |
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1. TIME/タイム
《ネタバレ》 広げすぎた風呂敷をマント風に首にかけて若気のいたりで走り回ってみました!というか、設定や世界観だけで手一杯になってしまったというか、どこを楽しんでよいのかわからない尻軽な映画。喋り方からしてお頭が足りなさそうなヒロイン、初っ端から最後まで延々手を取り合って駆ける二人、面白いぐらいに機動力を発揮しない体制側…大筋だけでなく映像にすら「お遊戯会的ですね」というカットが目立ち、子供向け絵本を見せられているような気分だった。[映画館(字幕)] 4点(2012-03-11 20:13:13)
2. タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
3D環境で視聴。
どうしたことだろう、主人公・タンタンがとにかく勘に障る。顔が、表情がムカつく。よくもこんな苛立たしい造形にしたものだと感心さえする。『太陽の帝国』でも感じた、スピルバーグの少年像への違和感と同じ、主人公にとにかく特別感があって、まったく感情移入ができないのだ。まあ、スピルバーグ自体がスペシャルな人だから、仕方ないのかな?
感情移入という点では、キャラクターの演技とストーリー展開にも難ありと感じた。アル中船長のような、脇を占めるべきクセのあるキャラクターは、やはり性格俳優に演じてもらってこそ味が出るというものだ。CGの限界だろうか、説得力が致命的にない。
フルCGアニメの表現力には脱帽することが多いだけに、CGの限界を感じさせたこの作品は、実写と同じつくりかたをして、失敗した例とみていいのではないだろうか。
絵本のあの飄々としたタンタン、好きだったんだけどな。[映画館(字幕)] 4点(2011-12-26 12:02:01)《改行有》
3. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
《ネタバレ》 007シリーズとしては新鮮味があったのかはわからないが、よく言えば観ていて安心感がある。悪く言えば映画として散漫な印象を受けた。展開も筋書きも人物描写もオーソドックスで、「どこかで観たぞ」感が拭えない。個人的にはアクションシーンがどんどんエスカレートして、最後は大きな建物を崩さなければ気がすまない、というのも、現金過ぎてちょっと…。
ヒットしている理由のひとつは、ダニエル・クレイグの演じるボンドが男にとっても女にとってもある意味理想的にオトコらしいということなんだろうか。シャワーを出しっぱなしにして動揺中のヒロインをケアするところとか、拷問中の表情とか、いちゃつくシーンでの物腰とか、躊躇わず水に飛び込むところとか、確かに適度に人間臭くて格好よくて、「あんなふうにありたい」男心と「こんなふうにされたい」女心を鷲掴むパワーは相当なものがある気がする。
ただ狙いすぎ感がどうにも鼻についた。ベタベタなハードボイルドという意味で、亜流であるはずのいくつかの漫画作品と大差がなく感じられたのが哀しい。ハードボイルド本家として、「恐れ入りました」「予想もつきませんでした」と唸るくらいのホンモノ感を観たかった。
ダニエル・クレイグの魅力については同意。ただ、何回か挿入された走るシーンのバストアップ、スピード感に欠けてどうにも足が遅そうな気がした。…頑張れ!
鑑賞中の充実度&興奮度でいくと、007ファンじゃなくても十二分に楽しめましたよ。[映画館(字幕)] 7点(2007-01-05 13:04:19)《改行有》
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