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プロフィール |
コメント数 |
45 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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1. 第三の男
《ネタバレ》 この映画は今までTVで何度か見たのだが、イマイチぴんとこなかった。東宝の午前十時の映画会という企画で初めてスクリーンで見て、この素晴らしさがやっと分った。とく、この映画は光と影の構図だと言われるがスクリーンで見るとまさにそうだ。この場でも午前十時の映画会という好企画に感謝したい。
ところで、ラストシーンの最初の予定ではジョセフ・コットンとヒロインの女性が抱き合う予定だったらしいが、現場でプロデューサーのデヴィッド・O・セルズニックが現場で素通りさせろと監督に命令して今のシーンになったらしい。・セルズニックは名プロデューサーでありながら監督になにかと注文をつけ、映画監督からは評判悪かったらしいが、このラストがセルズニックが変更させた場面で無かったら、これほど永遠に残る名作になったかどうか難しい問題だ。プロデューサーが映画史上最高のラストシーンを生んだというのも何とも皮肉だ。[映画館(字幕)] 9点(2013-05-03 10:38:45)《改行有》
2. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 前作「ダークナイト」を見た後、あまりの水準の高さに、続編は制作できないだろう、作るとしてもこの作品を超えるテーマ性は不可能であろうと思ったが、案の定の結果であった。今回は挙げたらキリのない突っ込みどころのオンパレードだが、そもそも8年間犯罪の無くなったゴッサムシティの市民たちが、どういう感情を持って生活していたのか、革命後に一般人はどういう反応を見せたのか全く描いていないので、メインのテーマ・ストーリー自体が成立していない(最低限デント法の説明くらいはするべきだろう)。今回は詰め込み過ぎて、何も消化しきれていないし、前作にあったリアリティも全く失われている。敵も前作のジョーカーのような魅力のあるキャラを作ることが出来ず、駄目な続編にありがちな事件を変にインフレ化して陳腐になるパターンを踏襲している。今年度ラズベリーの最有力候補になるのではないか?[映画館(字幕)] 4点(2012-08-19 02:56:01)(笑:1票) (良:4票)
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