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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 太陽はひとりぼっち 物質的に経済的に恵まれていても容貌が良かろうとも、誰しも逃れられない虚無感を表した作品として見ました。 決して面白いとは言えないし50年以上前の映画だが、物質的に恵まれた現代に生きる者にも、ヴィットリアの「分からない」という言葉に漠然とした虚無を感じさせられると思う。 愛や株の価値という目に見えない幻想を見、虚無を感じた主役の彼らはとても不幸せそうに見える。しかしそう考えられる彼らは余程幸せなのだ。私には暴落後と比べて、以前の日常に忙殺されたアランドロンの方が不幸に感じる。株に没頭するヴィットリアの母親の方が不幸に感じる。最終盤には空しさを映像や音楽で表現しているが、自分の気持ちとフィットしない。時代は変わったのか。 反対にこの映画を見て感じたのは、虚無を感じる人間の空しさと尊さだ。そして小さな幸せを見つけるということはこういう尊さを感じることのように思う。小さな幸せを沢山感じて生きていきたいと思う。[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-10-09 09:27:14)《改行有》 2. 太陽がいっぱい 《ネタバレ》 とにかく最後の遺体が水面から上がってくるシーンのインパクトが最高でした。 船に線が絡まっているところが映って低音のピアノ音が聞こえた時のゾクゾクする感じが忘れられない!海から引きあがってくる物体にハッとし、覗いた手が見えて確信する。そして女の悲鳴が、キャー!!…ただただ鳥肌です。 テーマ音楽がいつまでも残る傑作です。[CS・衛星(吹替)] 8点(2014-09-14 22:04:21)《改行有》 3. 007/ロシアより愛をこめて 初007ですが面白かった。グラントとの戦いは手に汗握りました。秘密のカバンみたいなの子供のころ憧れたなあ。[地上波(吹替)] 7点(2011-05-14 07:43:40) 4. 大脱走 脱走の猛者が集まり協力して計画し、穴を掘ってる時のワクワクドキドキ感は小さい頃友達と隠れて秘密でやる遊びの感覚に似てて童心の楽しさを味わえる。しかしそんな気分はじきに打ち消され、現実に戻されたような気になる。策を1歩超えたり脱走して捕まると処刑されがらだ。要所でこれは戦時中であるという出来事があり、張りつめたものを忘れさせないでいてくれる。それがまたワクワクドキドキの要素になって良い。 どうでもいいが調達係が凄くて感心した。実際はどんな感じだったんだろうか。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-26 00:48:31)《改行有》
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