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1. 大統領の陰謀
《ネタバレ》 最後がバサッと途中で寸切りで「この後はみんな知ってるよね?だからココで終わり」的な映画。「起承転結」の「起承」で終わる映画。
無論ニクソンの辞任の経緯は、アメリカ国民ならみんな知っているし、今や全世界の人間すら知っている(かな?)。
しかしニクソンという人間の存在を知らない人間の時代(200年後位かな?)には見向きもされない映画になってるかもしれない。
でも「それでもイイゼ!」的な潔さがこの映画の良い所だと思う。
この時代のマスコミの採用基準が「高学歴で有名な大学の人間」しか採らない理由も判った。
多分ソレは「採用した人間の友人の中に政府機関・諜報機関・大手通信会社などの人間がいる」からだ。
この映画ではその個人的な関係から彼らは情報を入手したり確認したりしている。
最後に原題の「All the president's men」は英語圏の人間なら誰でも知っている「ハンプティ・ダンプティ」から引用しているのでご紹介しよう。
Humpty Dumpty
Humpty Dumpty sat on a wall.
Humpty Dumpty had a great fall.
All the king's horses and all the king's men
Couldn't put Humpty together again.
ズングリ・ムックリなハンプティ(?)
ハンプティ・ダンプティ堀に座ってた
ハンプティ・ダンプティもろに落っこちた
王の馬すべてと王の家来すべてをもってしても
ハンプティを元に戻すのは無理だった
you tubeに有るよ![ビデオ(字幕)] 8点(2019-11-10 13:32:35)《改行有》
2. 007/スカイフォール
《ネタバレ》 後半がね昔のボンドとの関連付けを強引に観せられて「だからコウなったのよ〜」的なストーリー展開がイヤ。でもボンドと言えば「ショーン・コネリー」の世代の人間だからDB5のアストンマーチンが疾走する後半にどうしても魅力を感じるのはしょうがないかな。「作り方がうまい」と思う。僕らの世代(1954年生まれ)と今の若い世代を両方取り込もうという策略に判ってはいながらどうしてもひかれてしまう。でも悪役(シルバ)がもっと悪役でないとボンドが魅力的でなくなってしまう。「ダークナイト」の「ジョーカー」くらいの悪役でないとダメなんだけどこれじゃシルバがピエロに見えてしまう。でも長崎の端島がロケ地の一つという事で点数相殺します。[地上波(字幕)] 6点(2015-09-14 12:26:26)
3. 007/慰めの報酬
《ネタバレ》 ダニエル・クレイグのボンドの中で一番好きな作品だ。後の「スカイフォール」の「世界は俺たちが牛耳っている」的な表現もなくごく普通の世界で一生懸命頑張っているボンドがいる。クレイグの007シリーズの中で一番現実的だ。[地上波(字幕)] 8点(2015-09-13 21:13:21)
4. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
《ネタバレ》 失敗作だと思う。理由はヴェスパーがボンドと関わりすぎている所。ボンドがヴェスパーにいいように玩ばれながらMに辞表をメールで送る所なんか観ていられない。脚本が魅力的でない。これなら次の「慰めの報酬」の方が良い。[地上波(字幕)] 5点(2015-09-13 20:23:00)
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