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プロフィール |
コメント数 |
123 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
新作をどんどん観に行く、というよりも好きな作品を何度も繰り返し観るタイプです。 よろしくお願いいたします。 |
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1. 大統領の陰謀
《ネタバレ》 有名なウォーターゲート事件を扱った社会派ドラマ。大きな事件を目の前にして、その真実を突き詰めようとする若手記者の興奮が伝わってきて、何かワクワクさせられる作品である。特に映画序盤と最後にワクワク感が高まるのだが、途中はっきりとでダレてしまう箇所があり、そこは残念だった。恥ずかしながら小生は今回が初見だったのだが、同じ新聞記者ものである「クライマーズハイ」を最も想起させた(かなり順番が逆ですが)。やはりどこの国も、新聞記者の世界というのはこういう体育会系というか、モロに「男の世界」なのだろうか・・・。[映画館(字幕)] 7点(2019-03-13 20:28:46)
2. 大脱走
《ネタバレ》 時代を超えた大傑作。3時間近い上映時間も殆ど気にならず、鑑賞中ずっとワクワク、ハラハラとさせられる。まさに上質な緊張感が貫かれた作品。基本的には悲劇だと思うのだが、鑑賞後の感想は悲壮感よりも爽やかさが上回る。それは、要所要所で描かれる、様々な男たちの友情が土台となっているからだろう。役割分担をして脱走を企てている箇所は、どことなく悪ガキどもが大人達にばれないようにいたずらを画策しているようでもあり、ワクワクしてしまう。この辺り、男性の方が感情移入しやすい所以だろう。様々なキャラクターも良い。やはり中でも常に飄々としているマックイーンの格好良さ。しかし、マックイーンも、ブロンソンも、コバーンも皆若い!それだけで嬉しくなってしまう。
そして脚本の素晴らしさ。松本清張の小説のごとく、やはり人間の本質を描いたものは、何十年経ったってその魅力は変わらない。練習の時には「こんな簡単な罠に引っかかっちゃダメだぜ」と、騙す側だったマックが、本番では「good luck」と言われて、つい「thank you」と答えてしまう箇所など・・・もう旨い!としか言えない展開である。
収容所から逃げるシーンの緊迫感、そしてそこからの逃走劇。あるものは電車で、あるものはボートで、自転車で、そしてあるものはバイクで・・それぞれの道を行く。果たして彼らの運命は・・・。何度も見る事で更に面白さが増すだろう。[DVD(字幕)] 9点(2017-10-23 09:34:58)(良:2票) 《改行有》
3. ダンケルク(2017)
《ネタバレ》 とにかく音による恐怖演出が過多で、生理的にも受け入れ難く、途中から辟易してしまった。
なんというか、「予告編の方が面白い映画」の典型的なパターンとなっていて残念だ。
どうもクリストファーノーランは「インセプション」辺りを境に演出力が曲がり角を曲がってしまった気がしてならない。
一点、ハリースタイルズはカメオ出演程度かと思っていたら、結構重要な役柄で演技もしっかりしていたので驚いた。[映画館(字幕)] 6点(2017-09-24 00:18:39)《改行有》
4. ターザン:REBORN
《ネタバレ》 まさに可もなく不可もなく、といった印象。CGだと思うが様々な動物達が出てきて活躍するので動物好きの人には良いかも?それにしてもクリストフ・ヴァルツは「イングロリアス・バスターズ」以降役のイメージが固定化しているな。上映時間2時間以内にまとめたのは良かった。[映画館(字幕)] 5点(2016-07-30 22:41:46)
5. ターミネーター:新起動/ジェニシス
《ネタバレ》 あの「ターミネーター」シリーズの最新作(新章)として観ると、どうしても点数が厳しくなってしまう。オリジナルにあったロマンや切なさはもはや殆ど存在していない。(そんなものは「T2」の時から無かったと言われれば、そうなのだが。)
ターミネーターの一番の魅力はシュワルツェネッガー(以下シュワちゃん)演じる「悪のヒーロー」の恐ろしさにあったと思っている自分のような人間にとっては、シュワちゃんが味方になったT2以降はどうも納得できないままだ。そう、シュワちゃんが悪役を演じてこそのターミネーターなのである。しかし今やトップスターであるシュワちゃんが悪役として出る筈もなく、オリジナルのファンはその辺りのジレンマをどのように解消してくれるのか?という、高いハードルを用意してこの続編を観てしまうのである。
今回久々にシュワちゃんがフル出演という事もあり、様々な試みはみられるものの、やはりどれもセルフパロディの域を出ておらず、殆どがジョークのようになってしまっている。これは、元々悪役だった人が味方になってしまったというその構造上、もはや避けては通れない事なのかもしれない。今後オリジナルファンのジレンマを解消するには、シュワちゃんよりも恐ろしい文句なしの悪役を用意するか、思い切ってシュワちゃんをもう一度悪役にするかのどちらかしかないだろう。
では、純粋に一つのアクション映画として観た場合はどうかというと、これがそこまで悪くないのである。アクションシーンは流石にどれも迫力があり、少なくとも上映時間中退屈する事も無かった。故にこの作品は(皮肉な事だが)「コマンドー」や「プレデター」、もしくは「トゥルー・ライズ」のようにシュワちゃん主演の1アクション映画と割り切って観た方が楽しめると思う。
点数はターミネーターシリーズとして観た場合10点中5点。純粋なアクション映画としては7点ということで、間を取って6点とさせていただく。[映画館(字幕)] 6点(2015-09-03 11:21:47)(良:1票) 《改行有》
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