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1. チェンジリング(2008)
2時間あまりの時間があっという間でした。イーストウッドの無駄を一切省いた淡々とした演出は相変わらず見事で、静かな音楽と相まって下手な特殊効果よりもはるかに心に響いてくる。ただ、これまでの彼の作品に比べ、彼らしさはやや抑え目で、その響き方というか重苦しさみたいなものが少なかったような気がする。ストーリー自体が重苦しいのでそれで正解なのかもしれないが、若干の物足りなさを感じたのも事実。ま、感情移入しやすく、説得力のあるよい映画でした。
普段はイーストウッドの映画は暗くて重すぎると批評しているにも拘らず、それが少なくなるとまた物足りない。私はイーストウッド中毒にかかっているのだろうか?[映画館(字幕)] 7点(2009-03-02 18:13:59)《改行有》
2. 父親たちの星条旗
《ネタバレ》 予備知識無しというのが裏目に出て、期待していたのとは内容が異なった。硫黄島というまれに見る激戦区での戦闘を、一方はアメリカ側から、もう一方は日本側から・・・という映画だと思っていたのだが、話の中心は一枚の写真だったんですね。この写真の重要性というものについてこれまた全く知識が無いものだから、2回目の撮影とか人が入れ替わってるとか云われても“ふぅ~ん”てな感じ。お莫迦ですいません。ただ相変わらず暗い映画を撮らせたら天下一品のイーストウッド。映画の質は最上級でした。次回作に期待。[映画館(字幕)] 6点(2006-11-16 18:48:41)
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