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1. チャンプ(1931)
チャンプと言えば、大抵の映画ファンはリメイク版の方が見てると思われるし、有名かもしれない。このオリジナルを見てしまう取り敢えずリメイク版のチャンプは泣かせよう。泣かせようて狙いとオーバーアクトが鼻に付いて好きにはなれません。私にとってのチャンプと言えば、オリジナルのチャンプです。ボクシングシーンでの息子の為にフラフラになりながら戦う父と声に出しながら応援する息子と戦いを終えた後のやり取りは感動的です。父と息子のドラマの代表作の一つに挙げられる映画です。[DVD(字幕)] 8点(2017-04-02 10:16:26)
2. チップス先生さようなら(1939)
《ネタバレ》 教師ってただ単に勉強だけ教えてれば良いものではないてことをこの映画は語っている。チップス先生みたいな先生がいれば子供達は真っ直ぐな大人になり、世の中もっと平和になると思わせる力がある。チップス先生の一言一言が子供達にも伝わってくるのが見ていても解る。全く説教臭さなくユーモアを交えて見せてくれるのが良い。生徒達は皆、息子だというチップス先生の言葉を世界中の教師は見て知るべきだ。[DVD(字幕)] 9点(2014-02-11 11:43:21)
3. 血煙高田の馬場(1937)
すげえ~~ぞう!何なんだこの映画!完璧!何もかも完璧!パーフェクトという言葉しか浮かびません。阪妻こと、阪東妻三郎のかっこ良さ、動き、眼の動きから殺陣といい、何もかもが完璧な素晴らしさ、かっこ良さ、サイレント映画のような言葉なんて必要のない眼で観て解る動き、それも自然な流れで観ていて圧倒させられた。一人、斬って、一番星消えた!また一人、斬って、二番星消えた!斬って斬って斬りまくる。何と言うスピード感!走る。走る。また走る。走って斬って、とにかく何もかもがこれぞ映画だ!映画=活動写真の正に典型的なお手本のような作品!大傑作間違いなしのとにかく完璧!マキノ正博監督、ワッショイ!阪東妻三郎、ワッショイ!それにしてもこれ程の大傑作が何故、ビデオでしか出てない?早くDVDとして発売してほしい。
マキノ正博作品も川島雄三監督作品、若尾文子主演作品同様、全作品のDVD化を願う。[ビデオ(邦画)] 10点(2006-07-16 19:40:38)(良:2票) 《改行有》
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