みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 近松物語 メロドラマのひと言では片づけられない、情緒溢れる作品。 その奥ゆかしさと清らかさに、思わず心を打たれてしまう。演出や映像に関しては、 溝口作品の中では及第点といった印象を受けたものの、キャスティングが抜群によかった。 進藤英太郎と小沢栄のバイプレイヤーぶりも光っていたが、 やはり長谷川一夫演じる茂兵衛の誠実なキャラが、とても印象に残っている。 皮肉めいた結末ながらも、爽やかとさえ思わせるラストのカットもいい。お薦めの逸品。[DVD(邦画)] 7点(2011-09-09 02:28:58)《改行有》 2. 地球の静止する日 古い昔のSF映画。当然のことだけど、特撮シーンらしきものはほとんどなし。 ストーリーも粗っぽいし、いやはや判り易すぎるほどのメッセージで、 いかにも子供向けといった作りの映画だけど、何か懐かしい雰囲気で味わいがある。 これはこれで面白いよね。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2011-08-28 10:53:31)《改行有》
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