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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  小さな命が呼ぶとき 《ネタバレ》 この親の愛情の深さに、ただただ頭が下がる思いでした。おそらく普通なら医者に余命宣告をされた時点で、残りの時間をできるだけ子どもと過ごすという選択をする人が大半だと思います。それは実際にストーンヒル博士も言ってたことだし、無理からぬことだろうと。しかし、このジョンはあくまでポンペ病を治すんだという頑強な意志でもって、あらゆる局面に立ち向かっていきます。子どもを助けるためなら何でもするという思いが、画面越しにも伝わってくるようでした。 とても偏屈で頑固で、プライドも高く人の言うこともほとんど聞かない性格のストーンヒル博士は、その性格上色々な人と衝突します。周囲と足並みを合わせることなどを嫌い、意地とも取れるような頑固さを持つストーンヒルですが、"小さな命が呼ぶとき"だけはそんなプライドや意地を捨て去り、子どものための選択をしてくれます。あくまで子どもを救うことを優先するジョンには方向性の違いから裏切られ、自分の試薬も選ばれなかったという屈辱の状態で、しかしポンペ病の子どもたちのために最善と思える方法を選んだストーンヒル博士は、とても格好良かったです。 「おまえのためじゃない、子どもたちのためだ」という捨て台詞はかなりキマってました。 実話を基にした映画というだけあって、物語で起こる出来事の一つ一つが現実的で同時に冷酷で、、、身に詰まされました。ただ娘を助けたいという一念で動き出したジョンが、募金・製薬会社との交渉・研究チームのマネジメントなど直接的に子どもたちを救うことと関係ないことをしなければならない葛藤に疲れ果て、苦しむシーンなどは本当に現実的で、それだけに心を打ちます。 私たちが普段飲んでいる薬も、色々な過程を経て今私たちの手元にあるんだということを考えさせられました。その全部が全部このような美しい話だったとは言いません。そこには大なり小なり利権絡みで機械的に産み出された薬もあるでしょうし、「人を救う」という目的からは外れたきっかけで出来た薬と言うのも世の中にはたくさんあるでしょう。しかし、この映画のように「誰かを助けたい」という思いが詰まった薬と言うのも世の中にはあるんではないか。そうしたことに思いを馳せた上で、感謝して使わせてもらおう。鑑賞後そんな気持ちになる映画でした。[DVD(字幕)] 10点(2011-02-24 13:15:13)《改行有》

2.  チチを撮りに 《ネタバレ》 おすすめで出てきたので何となく観てしまった映画。でも観てみたらとても良かったです。 昔、外に女を作って出て行った父が危篤状態と聞き、母親から半ば強引に送り出され「写真を撮ってきて」というミッションまで任される姉妹。しかもその途上で、危篤と聞いていた父が既に亡くなったとの報。途方に暮れながらもお見舞いの流れのまま父の元に向かい、そこで父の家族とともに葬儀に出席し、、、というストーリー。これがおすすめで出てしまうということは、最近この手の映画ばかり観ているということで、何となく免疫ついてしまったかなーと思っていたんですが、良い意味で思いの外面白かったので良かった。父の火葬後、妹はお骨を写真に撮り、姉はお骨をこっそりポケットに入れるという(笑)しかもその後の妹のセリフ「お姉ちゃん!お父さん万引きしたの!?」には笑った。 妹は平気で学校サボるし、姉は水商売で、母親は男に言い寄られてて、父の弟家族も何だかゴタゴタしてそうで、これからもいっぱいゴタゴタがありそうな家族だけど、なんだかそこまで負の雰囲気を感じない、芯のある家族の画を見せてもらえた気がしました。[インターネット(邦画)] 8点(2021-08-28 02:52:34)《改行有》

3.  ちょっと今から仕事やめてくる 《ネタバレ》 ほとんど予想通りの展開なのに、うるっときてしまった。 仕事が辛ければ辞めればいい、自分の命を捨てて周りの人を悲しませてまで仕事を続けなくていい。今どきはよく聞くようなメッセージを持った映画ですが、青山(=工藤阿須加さん)の追い詰められる描写をひたすら見せられた後だと、「あー、よく聞く話だよね」と一般論のように見ることはできなくなってしまう。それくらい青山の追い詰められ感、会社のブラック感が鬼気迫るものでした。あんな社訓や部長のパワハラなど、それこそ今どきならSNSで労基にでもすぐ訴え出られそうなものとも思うんですが、日本には何百万もの会社があって、ああいう社風がまかり通るようなところもきっとゼロではないんだろうなという気持ちで見ていました。最後、「ちょっと仕事をやめた」青山くんの同僚たちは、きっと「次の標的は自分になるんじゃないか」と戦々恐々としながら仕事をすることになるんでしょうね。部長はきっと次の怒られ役を作るんだろう。個人的にはあの会社のその後がどうなったのかがとても気になります。 ひとつのことがうまくいかず、連鎖するように他のことも回らなくなり、いつしか自分のことを心配してくれる誰かの声を聞くことも億劫になり、そんな自分を嫌悪してまた悪い方に考えて…というマイナスのスパイラルに陥る気持ちがとてもよくわかって、痛かった。そういう時は、この映画のタイトルのように「ちょっとやめてくるわ」なんて考えには至れないし、至ったとしても踏み出すエネルギーも無い。そのエネルギーを与えてくれたのが「ヤマモト」であるのだが、実際にはこんな風に「ヤマモト」が現れてくれるわけではない。青山はまだ独身で決断がしやすかったと思うが、これが妻帯者や子持ちだったらと思うとまた難しくなってくる。この映画が「ヤマモト」のように同じような立場の人にエネルギーを与えてくれるものになってくれれば嬉しいが。[インターネット(邦画)] 7点(2021-07-25 14:05:31)《改行有》

4.  チャッピー 《ネタバレ》 たまたま映画を観る気分になり、たまたま時間も取れたので鑑賞。なので事前情報ほとんど無しの状態。 そんな流れで観ようと思ってから気づいたことがいっぱい。これ、『第9地区』の監督なんですね。そして出演者が意外と豪華・・・。「え、ヒュー・ジャックマン?シガニー・ウィーバー!?」とか思ってしまった。『第9地区』で儲けたんだろうか、その時点で少し『第9地区』とは違う色眼鏡で見てしまっていたかもしれません。 さて内容のほうはというと、なんかストーリーが進むにつれてやるせなさなのか何なのか、純粋なものが汚されていく感覚がすっごい切なくなってきます。まあいまどきの映画がそんないい子ちゃんストーリーで終わるわきゃないとは分かってるのですが、にしてもあの、産まれて間もない赤ちゃん状態のロボットが、知性の欠片もないアホにアホな教育されていくのは見るに耐えない。自分の子供が何かのきっかけで人の手に渡ってあんな教育されたらと思うともう・・・。それだけで不快感かなりのレベルまで到達しました。 てかこの監督はヨハネスブルク大好きですね。そしていつもヨハネスブルクは炎上する。この監督の作品見てから南アに行ける人はかなり図太い人だな。 そんな治安の悪いヨハネスブルクで大活躍するロボット警官に、ひょんなことからAIが搭載されて…というお話なのですが、結局何が言いたいのか良くわからない映画になってしまってました。結局ロボット映画につき物の「愛」ですか?それともやっぱり最後は人間がいないとって話ですか?たまたま予告編で観た『アベンジャーズ』の最新作も、「進化したAIが人間を滅ぼす」という既視感ありありな設定なのですが、もう『マトリックス』以来自分はそういう話に食傷気味。 自分はどっちかというとこれを観ながら、人間の意識がコピー・転送できるようになった「その後の世界」を描いて欲しいと言う気持ちが出てきました。なので、最後チャッピーは自分の「ママ」や「創始者」の意識をコピー出来るようになりますが、その後どうなったのか、のほうが個人的に興味ありますね。 そういう意味で言っても、本作が「チャッピー」という個体に焦点を当てられて終わってしまったのはいささか残念。そういうのが当たり前になった世界がどうなるのかというほうが興味ある。はっきり言ってギャング一家に悪影響を受けるAIになんか興味ありません。まあ、趣向の違いということですかね。[映画館(字幕)] 4点(2015-06-01 01:54:58)《改行有》

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