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プロフィール |
コメント数 |
204 |
性別 |
男性 |
年齢 |
47歳 |
自己紹介 |
専門は邦画とヨーロッパ映画(特にフランス)。気に入った監督や俳優がいればひたすら観つづけるので、どうしても同じジャンル・国に集中してしまうようです。(だからあまりハリウッドを観ない。)
最近引っ越してしまい、なかなか映画を気軽に観ることができなくなりました。撮りためたビデオとDVDばかりになりますが、観たものは書き込んでいこうと思っています。 |
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1. 小さな泥棒
《ネタバレ》 なんだか、結局盗みも治らず、恋愛も成就せず、救えないままに終わってしまいました。個人個人が勝手だし、義理人情の世界もないし、そうお洒落でもない。なんなんざんしょ?悪いけど憎めない、小悪魔不良少女をシャルトットが演じるみたいなテーマだと思ったんだけど、ちょっと泥臭い映画になってて驚きました。別に悪いとは思いませんが、そう好きでもないテーマだといった具合です。シャルロットは、彼女らしく穏やかさと激しさを織り交ぜた素晴らしい演技を見てせくれたのですが・・・。もう一段深い感情の動きを見せてくれたら嬉しかったかな。少年院(?)のところはなかなか良かったです。6点(2004-01-17 18:36:50)
2. 弱虫/チンピラ
ストーリーはありがちなチンピラヤクザ映画なんですが、主演の北村一輝がかなりいい演技をしているために、見応えのある作品になっています。個人の好き嫌いはあると思いますが、北村一輝の目はいいですね。ねっとりとした重たい目線もいいし、笑っていなるときの笑っていない目もいいと思います。悪役だけじゃなくて、他にもいろんな映画に出て欲しいなと思っています。それと女優の二人、宮前希依と星遙子も熱演でした。この映画を観ていて、俳優さん達の頑張りは強く感じたところです。ストーリーとしてはチンピラの抗争部分を抑えて、恋人の有美と景子との間での葛藤を重視していたところも好感を持ちました。気になったのが、「楽曲提供・山崎まさよし」と書いてあったんですが、どこに使われていたんでしょうか?あんまり音楽には凝っている映画には感じませんでした。7点(2004-01-09 15:47:59)
3. チンピラ(1996)
僕が青山作品が大好きだからそう思うのかもしれませんが、「実はすごくいい映画なんじゃないですか?」と真剣に思います。ストーリーは、84年の映画のリメイクなんですから、そのまんま古臭いチンピラ映画という感じです。しかし、感動という言葉が適切かどうかはわかりませんが、なんとも言えない不思議な心の高まりがありました。「うぉー!」と言いたい気分なんですが、これは涙を流すような性質の心の高ぶりじゃないです。観ていない人に薦めたいのが、とにかく大沢たかおとダンカンの演技が最高です。大沢たかおの、チンピラな社会に揉まれてガサガサに擦り切れていく感覚(下手な言い回しですが、)は、恋人役の片岡礼子との関係もあってとてもいい味をだしています。この時の片岡礼子も非常にいいです。しかし、それにも増してダンカンの「望んでもいない、意識してもないのに何故だか転落してしまう男」という存在は、「そうとしか生きられない運命」をすごく的確に示していて、「そういう人生」ってなんというか「哀れだなぁ」と同情とか憐憫だとか、とても切ない気分になりました。(しかし、ここで青山真治は涙を流すような描写をしたわけではない。)ダンカンは本当に、本当にいい俳優さんだと思います。一番好きなシーンはセスナを発見した瞬間です。この瞬間の顔がいいです。それに、その後の会話もいい。他にも「みっちゃん~」の歌がまた切ないんですよ、胸がキリキリ痛みます。話がこんなに単純なのに、こんなにガツンと心にくるとは思いませんでした。もう一度書きますが、この映画は涙を流すような描写は一切ありません、しかし切ない、しみじみと感じさせる映画です。9点(2003-12-12 00:44:49)
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