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1.  父よ 《ネタバレ》 背景に音楽が流れることもなく、視聴者にこびるサービスが何もない。この作品は楽しませてもらう、味わわせてもらうという受身からでなく、積極的にこちら側がそれぞれの登場人物たちの身に乗り移って考えるべきだ。忘れてはならない重大なポイントは、目に見えない父の努力を、息子が言葉を介することなく感じ始めること。愛は物理的にはむしろ伝わりにくい性質をもっているかも、と学ばされた。時間、日数、年月をかけてじっくり熟成された愛が何ものよりも強い。もっともセリフが少ない分、見ているこちらは息子がどのくらい理解したのだろうと少し歯がゆいが、底が知れないだけにいっそう深い。親子は最後まで抱き合うこともないのに、自分の中では彼らが固く抱き合っているイメージがしっかり湧いていた。画面を見ながらそれとは違う画面を頭の中で作り出し、平行して見ているという不思議な視聴体験ができた。俳優たちの抑えた演技に、まるで催眠術にかけられたような気分。9点(2004-07-02 08:52:48)

2.  チョコレート(2001) 息子が自殺した直後のハンクの葛藤とか、レティシアの息子がひき逃げされた課程とか、人間ドラマの細かい説明はかなり省いて淡々と話が進んでいくところが硬派だと思った。見る側が想像で補えるところは思う存分省いて、必要なところだけをきちんとつなげている。ラストで二人の幸福をほろ苦く仕上げているのは、まさにビターチョコテイスト。アイスを口に含んだレティシアがかすかでもいいから笑って欲しい!と無意識のうちに集中して見たが、この辺はきっちり監督の思惑にはまってしまった感じ。3基の墓を見て、レティシアは何とかアイスを口にする気になったのでは。互いの二人の息子、夫の墓として彼女の目に映ったかもしれない。8点(2004-07-26 10:58:29)

3.  小さいおうち 《ネタバレ》  初め、タキは東北弁を話す板倉が初恋の相手だったのではないかと思った。時子の手紙を板倉に届けなかったのは、平井家への忠誠心というよりは、自分の恋心から2人を会わせたくなかったから。相思相愛の彼らが生き別れになってしまった責任を強く感じて、独身を通し罪悪感を抱き続け、贖罪の意で自叙伝を書き、辺りをはばからず号泣したのだろう、と。それにしては、彼女が生死を強く案じていた相手は板倉ではなく、夫妻だったし、30のキムリンさんのご指摘のように、時子の素足を手で触る行為が描かれている以上、タキの思い人は、時子だったのだと思う。小さいおうちの中、つまり、広く世間に出て異性との愛を知ることなく狭い世界の中で青春を過ぎてしまったタキの物語、という作品なのではないか。  そう解釈したら、この映画もそう悪くはない。確かに心には残った。ただ、やはり山田洋次監督作品は、私には肌が合わず何度も苛立った。健史の描き方があざとい。勉強もバイトも恋人とのデートも自由にできる。平和な治世となり、人生で最も好奇心に満ちた大学時代を送る彼が、直系の身内でもない一人暮らしの高齢者が書く自伝を、早く書け書けとせがむなど、年寄り目線もいいところだ。同じような雰囲気で始まる『ジョゼと虎と魚たち』の妻夫木聡の興味の対象は、少なくとも同世代の女性だった。寂しいことではあるけれど、新しいものを吸収するのに忙しい若者は、高齢者のセピア色の話など聞く耳を持たないものだ。それを老監督はこれっぽっちもわかっていない。『風が吹くとき』の絵本をチラ見させているシーンも不自然極まりなく、作り手のメッセージがこれ見よがしだ。例の手紙に至っては、最重要アイテムであるにもかかわらず、健史が無責任にもぺらぺら読み上げ、繊細な余韻が台無しに。むしろ、彼が時子の息子に封書を転送、恭一本人が自身の目で直接読んで文章の意味や未開封の理由を理解し、母ではなくタキの墓参りに行けば、もっとずっと深いラストになった。[インターネット(邦画)] 6点(2018-06-06 11:23:25)《改行有》

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