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1. チェンジリング(2008)
《ネタバレ》 ストーリー、構成、テンポ、カメラワーク、セリフ、音楽、配役…全てにおいて突っ込みどころがなく完璧に近い映画。このあたりは、イーストウッドならではと言わざるを得ません。無駄なシーンは一切なく、2時間超のストーリーでも中だるみすることはありません。感動する話と聞いていたのですが、個人的には感動より考えさせられる内容でした。どこまで実話に基づいて製作されたかはわかりませんが、精神病棟での話はどんな映画よりも恐ろしく感じました。親子愛、母の強さ、子供を狙う犯罪、ロス警察の腐敗…そして、未来への希望。たくさんのテーマを盛り込んでありつつ、終始一貫しているのがこの映画の素晴らしい点。万人には勧められませんが、多くの方に見てもらいたい映画の一つです。[映画館(字幕)] 8点(2009-07-20 19:14:41)
2. 父親たちの星条旗
《ネタバレ》 日本側から見ても、アメリカ側から見ても、言える事はただ一つ。所詮戦争というものは、国のお偉いさんたちの都合で作られ、現場の人間のことなんてほとんど考えていないという現実。英雄なんて正当化するためだけに作り出された虚構なんだということ。必要な時は持ち上げ、利用し、不要になれば切り捨てる。しかし、前線で戦っていた者達は国のためではなく、仲間のために戦っていたとある。ココに関しては、国のため、天皇のため…と(大多数が)戦っていたであろう日本とは異なるのだと感じた。そんなアメリカ兵から見たら、「天皇万歳」と自害する日本兵は正にクレイジーに見えたに違いない。映画の内容に関しては「硫黄島~」が硫黄島での戦闘までを、「父親たち~」は戦争後に焦点を置いている。どちらが優れている、面白いかというのは個人によって異なると思うが、今作はあまりにもわかりにくい人物設定である。ストーリーも時間軸をズラしフラッシュバックすることにより、より複雑になっている。感情移入もしにくい。その点に関しては「硫黄島~」の方が好ましい作りになっていると感じた。[DVD(字幕)] 6点(2007-06-10 18:39:08)
3. チャーリーとチョコレート工場
《ネタバレ》 あれ?なんか、みんな評価高いんだね(2005 9/17の時点で平均8.48点)。
原作は見たことがないが、言いたいことはいたってわかりやすい。食欲だけの男の子、お金持ちのワガママな女の子、力のある自信家の女の子、暴力的な男の子、そして優しく家族を大切にする男の子・チャーリー。この5人の子供達がイロイロしでかすわけだが、結局、幸運を掴むのは優しい子であり、その優しさ・幸運はウィリーにも伝わる・・・という話。しかし、あまりにも単調で先の読める展開に、半ば(特に工場内)少しだらけた感があった。
ツッコミどころは満載。特に金持ちの子がリスに連れて行かれるシーン。「お父さん、アンタ普通に柵を越えて助けにいけるでしょw!?」と誰もが思うはずw!!その他、おかしなツッコミどころはたくさんあるが、そんなことはティムだって製作スタッフみんなわかってるでしょう。そんなことはお構いなしに、好きに映画を楽しんで作ったって感じ。子供向けなのかというと、そんな感じでもない。意外と残酷に見えるシーンもあるので、お菓子に変なトラウマができるかもしれないw!?導入部の機械のシーンは、シザーハンズのパロかな!?変な小人のおっさん顔のミュージカルは賛否両論あろうが、あまりにもバカバカしすぎて逆におもろかった。
本当は評価3.5点だが、大好きな女の子と見たので繰上げ4点にしておきまふwちなみに、映画を見るまで「チャーリー」=「デップ」だと思っていた人は、俺だけではないでしょう・・・[映画館(字幕)] 4点(2005-09-18 02:57:43)《改行有》
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6 | 54 | 23.08% |
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7 | 47 | 20.09% |
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10 | 8 | 3.42% |
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