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1. チョコレート(2001)
ハル・ベリーのデブの息子、寂しさを甘い物で
紛らわしていたのかもしれません。甘いものには人の心を癒す効果がある。
ラストに二人で食べるチョコレートアイスクリーム。
黒人と白人、絶対に埋まらない厳しい溝があります。
ハル・ベリーは確実にそれを感じつつ、甘いチョコレートアイスクリームの効果なのか
ほんの一瞬だけ、全てがうまくいくような雰囲気が流れます。
不幸なだけなら電話で呼び出される娼婦のほうが
もっと辛い人生を背負っているかもしれません。
やっぱりアメリカの人種差別問題という背景を抜きには
この映画は見れないのではないでしょうか。5点(2005-01-19 23:28:16)《改行有》
2. チャンプ(1979)
《ネタバレ》 よくこんな泣かそうという意図が見え見えの
脚本を書いたものです。と、いくら抵抗してみても、
やっぱり泣いてしまいます。
最後に父親が「人はおろかなことをするものだ」という
台詞があります。「父親のかっこいい姿を見せてやろう」という
動機から幼い子供を残して死んでしまうのは、
明らかに愚かな事なのですが、そこには逆らえない
人間の弱さ、悲しさがあります。誰にでもある
その部分に共感してしまうので泣いてしまうのだと
思います。8点(2004-04-18 00:05:13)《改行有》
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