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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜 《ネタバレ》 酷い教師だなぁと思いましたよ。おそらく誰の目にもそう映る脚本にしてフックを作り、そこをプラスへ解放することをテーマにした作品でした。それを鵜呑みにできれば分かりやすい感動譚です。 でも、私には納得しにくいものが残りました。オリンピックで4連覇した方が受けたパワハラが時事ネタになっています。それに触発された訳ではありませんが、本作の教師の言動も生徒の誰か一人が「パワハラを受けていた」と発言した途端に、美談が醜聞に変わる可能性を秘めた際どいものだったと思えるのです。 あくまで本作を観る限りの感想で、映画的な演出として序盤に「酷さ」が強調されていたと思います。結果としては成功談ですし、その結果ゆえに素晴らしい指導法だったと解釈もできます。でも、教師が「際どい指導」をやることに不安を覚えます。 本作を観て勘違いしたバカな教職員がホンモノのパワハラを堂々とやりかねない。オーソドックスな指導法では同じ結果にたどり着けなかったのだろうか? 気難しいことを言ってるようですが、そう感じたんだから仕方無い。気持ち悪いものが残っています。 広瀬すずは確かに買いですね。[CS・衛星(邦画)] 4点(2018-03-24 23:32:47)《改行有》 2. 超高速!参勤交代 リターンズ 《ネタバレ》 甘々な内容です。でも、見応えを求めて鑑賞した訳ではないので、特に不満もありません。とは言え、「バガボンド」では剣技の聖地的に描かれていた柳生の侍が婦女子を含めた田舎藩士たちにバタバタと切り捨てられる。藩士たちは無傷。この辺りはもう少し脚本的な工夫が欲しいところでした。[CS・衛星(邦画)] 4点(2017-10-02 23:44:32) 3. チャッピー 《ネタバレ》 近頃なにかと話題になるAIの在り方がテーマかと思って期待して観たのですがハズレでした。そこは思いっきりファンタジックに流されていてハードウェア的な考証は皆無です。起動直後のチャッピーは赤ん坊と同じとか言ってましたけど、単語を教えるだけでストーリーに都合の良い知識だけは瞬時に覚えていました。ヒトに対する暴力には多少は気を遣っていましたけど、論理に一貫性を覚えません。バカに育てられてバカになった。そんな感じでしたね。 さらに、それは無いだろうと思ったのが人の意識(と云うか人格?)の機械ボディへの転送です。記憶媒体にメモリー出来るのなら、それは人工知能を開発する必要も無いほどの意義を持っているはずですけど、拍子抜けするほどあっさりとストーリーに組み込まれていました。これはSFではなくファンタジーですね。最初から「オズの魔法使い」を観る態勢なら問題無かったと思いますが、期待した分だけ落胆しました。SFの腐臭をまき散らしすぎです。 ちなみに、ロボット警官の頭部デザインはパトレイバーへのオマージュ?[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-06-10 01:45:22)《改行有》 4. 超高速!参勤交代 《ネタバレ》 超高速という言葉が時代劇らしくなくて、参勤交代との組み合わせにワクワクさせられるタイトルです。権威に対して知恵で対抗する構図を最後まで貫けば良かったけどチャンバラの腕っぷしに頼ったところもあって、そこが残念だったかな。時間が切られている割には、後半が間延びした印象です。このところ、深田恭子の個人的評価がとても高いです。 余談。ちょっと調べてみたところ、江戸300藩中120藩ほどが2万石以下でした。加賀百万石とか伊達62万石とか、歴史劇に登場する雄藩に比べると格段に小さな所帯が大半な訳です。で、小藩の大名ってあんなにフランクでカジュアルなご近所さんだったのだろうか? ホントのところはどんなものだったのか、とても興味がありますなぁ。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-05-07 18:52:26)《改行有》
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