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1. チェンジリング(2008)
《ネタバレ》 母親の追い込まれていく状況と、息子を想い続ける強さに感情移入した。
あとは警察のような組織が権力を持ちすぎた場合の怖さがよく描けていた。
何点かの修正でもっとよくなったかも。
実話をもとにしているらしいが、この演出だと、母親が息子(偽)と最初に引き合わされたときに頑強に否定しなかった理由がよく分からない。
不安な日々を送り過ぎて事前に混乱して取り乱している様子などが挿話してあれば、警部の説明に説得されてしまう様子ももっと説得力があったろうに。
あとはウォルターが逃げ出したときの様子についてサンフォードに聞くシーンがないのもいただけない。不要な疑問を持たせないために犯人が追いかけるさいにサンフォードも車に乗せなければよかったのに。[DVD(字幕)] 8点(2011-04-25 01:33:25)《改行有》
2. 地球が静止する日
《ネタバレ》 前半のヘレンが高速を連行されていくところまで(前半10分ぐらい?)は盛り上がりました。
そのあとは、妙にこじんまりとしてるというか、話の盛り上がり所がどこかわからないまま進んで行きました。
墓場のシーンでちらりと腕時計で残り20分ぐらいなのを見て、「ああ、ここからクライマックスか」と確認したほど。
キアヌ演じるクラトゥが人類が変われると感じるまでに揺れるエピソードや、変われることを確信するに足るエピソードがあった方がよかったし、大作感を出すなら、各地の絶望に打ちひしがれる人や、それでも生きるために努力する人などの人間ドラマを入れるという手もあったと思う。
クラトゥを動かす女性科学者の活躍を描くにしても、人類の絶望や希望を描くにしても、どちらにしても中途半端な感じが否めなかった。
いっそのことコメディ調も入れて、人類を滅ぼそうと決めたクラトゥが、ふらっと立ち寄った酒場で酔っ払いと意気投合して人類を滅ぼすのをやめるとか、そんなのでもいいなと思ってしまった。[映画館(字幕)] 4点(2008-12-21 22:03:23)《改行有》
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