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プロフィール |
コメント数 |
1907 |
性別 |
男性 |
年齢 |
62歳 |
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1. 痴人の愛(1967)
谷崎潤一郎の、もう有名な原作。
何といっても、この作品の一番の核はナオミの魅力。
小説だと読み手が頭の中で理想のナオミ像を形成できるが、映画だとそういうわけにはいかない。
安田道代は和製ブリジッド・バルドーといった感じで、最初はいいかなと思ったんだけど、
映り方によっては「ん?」と思うシーンもあり、ちょっと微妙かな。
ストーリーがわかりやすくて、ドラマとして気楽に楽しめる作品だとは思う。やっぱり男性向け。[DVD(邦画)] 4点(2011-08-13 15:20:17)《改行有》
2. チキ・チキ・バン・バン
まるでディズニーが制作したような、良質のファンタジー・ミュージカル映画。
タイトルを見ただけで、テーマ曲のメロディーが頭の中をぐるぐる駆け回る。
明るい父と子供二人がかわいくて、全体的にほんわかとした何とも楽しいムード。
映像が非常にきれいで、万人向けに気合いの入った作りなのだが、お話のほうは今ひとつ。
展開が遅く(ほとんどないようなもの)、中盤から終盤の流れに関しては、
本筋のストーリーとはいっさい関係なし。発明家という設定はあまり生かされていないし、
これなら最初からメルヘン・ファンタジーものにしてしまったほうが良かったのでは?
音楽に関してはテーマ曲以外は可もなく不可もなく。同じ系統の作品なら、
「オズの魔法使」や「メリーポピンズ」の方が出来はいい。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-13 10:16:19)《改行有》
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