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プロフィール |
コメント数 |
253 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
映画史や映像技術には全く詳しくないので、単純に面白いと感じた度合いで点数をつけさせていただきます。 よろしくお願いします。 |
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1. 沈黙のパレード
《ネタバレ》 つまらないわけではないですが、これは面白い!となるわけでもない、という感想です。
個人的に容疑者Xの献身が非常に面白かっただけに、どうしても比較してしまう。
Aだと思ったらBだった、と思わせて実はCだった、というのはもはやパターンですが、本作はまさにそのパターンのままであり、突出して「ここが他作品と違う!」という凄さも無ければ、「これは酷い」という箇所も無い、いたってシンプルな作品だったと感じます。
「矛盾があってはならない」「科学的なトリックが必要」「キャラクターを立たせる必要がある」「読者(視聴者)にとって予想外な点が必要」「科学と感情の対比が必要」といった多くの要素を入れる必要があるため、その枠作りに徹した結果、その枠作りは成立しているが枠を超えるわけでも枠を破壊する要素があるわけでもない、つまり「普通」になった、というのが本作の印象です。[インターネット(邦画)] 6点(2023-11-28 19:28:50)(良:1票) 《改行有》
2. 血と怒りの河
《ネタバレ》 いやー普通に面白かったです。名作や傑作とされる作品のような深い心情描写やテーマ性であったり「名シーン」と呼ばれるシーンがあったりというわけではないですが、それでも面白いもんは面白い。そんな作品でした。途中で飽きることなく最後まで見れます。
本作は盗賊編・ジョアン家編・決戦編と3部に分けられそうですが、まず盗賊編では全体の雰囲気と音楽が非常に良かった。撮り方の問題なのか、影のある画とその雰囲気・音楽がマッチしていてとても好み。登場人物も全体的に言葉少なく、良い雰囲気を出す要素となっています。中でも特に口数の少ないブルーのキャラクターがグッド。
ジョアン家編ではドラマ性重視。人間関係と徐々に心を開いていくブルーが見どころで、ここらへんから口数が多くなってくる。それにしても一応結婚するつもりの相手がいて相手もその気なのにあっさり裏切るジョアンさん。それでいいのかおいw
そしてオルテガと対立してからが決戦編。序盤の喋らないキャラはどこへやら、一転して激しく動きまくり喋りまくるブルー。まあそれは良いとして、結局最後は戦いになるあたりが西部劇らしい。設定的に最初から復讐を目的としてるわけではないのだから、交渉の仕方や対立後の見せ方でいくらでも丸く収まる系エンドにはできたはず。しかしそれをしないどころか、オルテガもブルーも死ぬという・・・。まあ製作年的にニューシネマ風味なんでしょうが、ここら辺、色んなパターンが思い浮かぶだけに映画を見た人の意見も割れそうなところです。もっとやりようがあったはず、的な。[DVD(字幕)] 7点(2014-03-17 00:11:04)《改行有》
3. 小さな巨人
《ネタバレ》 なんという壮絶で波乱万丈な人生・・・。西部劇のつもりで観ましたが、完全にじいちゃんの伝記ものでした。インディアンと白人の確執であったりカスター将軍の第七騎兵隊も描かれてはいますが、あくまで回想の中の一要素であり、メインではないですね。ビル・ヒコックとバッファロー・ビルのくだりはおまけ要素?また、全体を通してテンポとシーンの移り変わりがかなり早く、飽きはしませんでした。
内容的には、あっさりホイホイと変わり身を披露し周りを置き去りにする主人公、謎の逆さに喋る男、草むらでの唐突な出産シーン、酔ってる?とさえ思えるカスター将軍の行動など、何じゃこりゃ!?って感じの滅茶苦茶なシーンが多かった印象。というか、色んな要素入れ込みすぎな気が。
ただしかし、これがじいちゃんの思い出話である以上、「人生なんてそんなもん」とか「全てが壮大なホラ話です」と言われてしまうと、なるほどその通りとなってしまうんですよね。それがこの映画の上手いところでもあり、ズルいところでもあると思います。[DVD(字幕)] 4点(2014-02-22 20:42:45)《改行有》
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