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プロフィール |
コメント数 |
1276 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
【名前】「くるきまき」(Kurkimäki)を10年近く使いましたが変な名前だったので捨てました。 【文章】感想文を書いています。できる限り作り手の意図をくみ取ろうとしています。また、わざわざ見るからにはなるべく面白がろうとしています。 【点数】基本的に個人的な好き嫌いで付けています。 5点が標準点で、悪くないが特にいいとも思わない、または可も不可もあって相殺しているもの、素人目にも出来がよくないがいいところのある映画の最高点、嫌悪する映画の最高点と、感情問題としては0だが外見的に角が立たないよう標準点にしたものです。6点以上は好意的、4点以下は否定的です。 また0点は、特に事情があって採点放棄したもの、あるいは憎しみや怒りなどで効用が0以下になっているものです。 |
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1. TSUNAMI-ツナミ-
《ネタバレ》 津波映画である。津波は原語でスナミと言うようで(쓰나미/sseunami)、台詞でもメガスナミと言っていたがtsという子音はないらしい。
今どき特に考えもなく見たが、東日本大震災の後でわざわざ見るようなものでもなかった。冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」の超拡大版イメージで津波が迫り、高層ビルを倒壊させるほどの破壊力でもちゃんと生き残る者がいるのが信じられない。2011年の津波はこれほど大げさな見た目ではなく、また釜山都市圏ほど人口稠密でない地域でも広域的に2万人近い犠牲者が出たわけで、2004年スマトラ島沖地震の後になってもこんな映像化というのはファンタジックとしかいいようがない。ちなみに日本地図は正確に描いてもらいたい。
何で釜山に津波が来るかの説明もあまり納得できなかったが、しかし20世紀後半には秋田県で子どもらが犠牲になった「日本海中部地震」(1983)や、奥尻島に悲惨な被害を出した「北海道南西沖地震」(1993)の発生もあり、北米プレートとユーラシアプレートの境界が日本海東岸にあることもわかってきて、日本海でも津波がなくはないとの認識はすでにあったと思われる。特に日本海中部地震の時は日本海西岸の江原道でも死者・行方不明者が出たとのことで、この映画もその記憶があってのことかも知れない。
なお現代につながる真面目な話として、この映画では電力線が脅威になっていたが、最近の問題としては太陽光パネルが壊れてからもそれ自体で発電を続けるため、水害時に水に浸かると被災者が感電する危険があるといわれている。東京都などは危ないかも知れない。
その他、基本は娯楽映画なのであまり本気で語るものでもないが、それにしても全編のほとんどを占めるドラマ部分がかったるいので見ていられない(耳障りだ怒鳴るな)。災害場面は一応の緊迫感が出て、登場人物が多いだけ被災描写も多様になるが、それでもケーブルが切れそうになってから落ちるまでの感情表現が長かったりするのはダレる。まあこういう作り方が普通だったとすれば苦情をいう筋のものでもないだろうが。
なおとんでもない人災(日本船TOYAMA?が大爆発)を起こした男の母親の心情は若干切なかった。その他の主要人物は当時すでに有名俳優だったのかも知れないが個人的に知らない。漁港の男女は、この映画では松たか子と大泉洋の組み合わせに見えた。[インターネット(字幕)] 4点(2023-05-13 22:09:43)《改行有》
2. 月の砂漠
《ネタバレ》 自分としては最初の方に出た「中村さん」役の女優を見るために映画を見たのだが、そこ以外には出ないのだった。顔はあまり見えないがスレンダーな姿が印象に残る。
映画の内容については見てもよくわからない。家族がテーマだとすれば示唆するところは多いようだが、少し考えても通俗的な解釈しか出て来ず、特に感動するわけでもない。奥が深いのかも知れないが、あまり付き合ってもいられない気がする。
そういうことで、真価のわかる人にぜひ見ていただきたい。見る人が見れば価値のある映画なのだろうと想像している。[DVD(邦画)] 2点(2012-07-27 21:28:00)《改行有》
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