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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. 冷たい月を抱く女
《ネタバレ》 サスペンスとしては最後まで引っ張られるのだけれど、かなり無理のある設定とストーリー。レイプ事件が本筋にどう絡んでくるのかと思ったら、夫の無精子症を事件解明に使いたいためだけだったとは。いくら医療過誤の裁判で大金がもらえるとしても、美しさを誇る女が自分の綺麗な体にメスを入れるリスクまで冒すだろうか。自分が何よりかわいい女はこんなこと絶対しないと思う。超一流の外科医がリスクを冒して詐欺に手を染めるとも思えない。二人でこんな手のこんだリスクの高いことをしなくても、もっとうまい方法はありそうなものなのに。
ネタバラシされても、それって明らかに無理筋だよねと感じてしまうので、せっかく張り詰めたサスペンス感が一気に萎む。タイトルとニコール・キッドマンということだけでも悪役の予想がついてしまって、医療ミスの被害者というカモフラージュが効かなくなっている。
キッドマンは安定の美しさ。[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-06-25 00:35:49)《改行有》
2. 月とキャベツ
切ないファンタジー。
なんだけど、どこかで見たような話で退屈だった。
こういう話ならヒロインの女の子に圧倒的な存在感があればまた違っただろうけど、それほどではなかったし。
山崎まさよしファンには歌もあるしたまらないかも。[ビデオ(邦画)] 3点(2014-04-24 18:33:47)《改行有》
3. 月はどっちに出ている
日本人が在日コリアンを描くとき、被害者、社会的弱者として気を遣い、同情的な描き方や遠慮が過ぎた傾向になるのを感じる。
それはともすれば差別はいけないという直接的で説教臭いメッセージとなって表れる。
ところが、在日2世でもある崔監督は負の部分も含めてストレートな描き方をしているのがいい。
北や南の対抗意識などもとらえているし、在日の雰囲気やしたたかな生命力のようなものがうかがえる。
ただ、ストーリーとしては特に惹かれるものはなく、淡々としていて距離感を感じてしまう。[ビデオ(邦画)] 5点(2013-06-02 00:53:34)《改行有》
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