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プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  月形半平太(1961) 大乗院で始まり大乗院で終わる構成の妙。吟じながらの鮮やかな殺陣。クライマックスで見せる鬼気迫る顔がそれまでの華麗な殺陣との相違を強調し、壮絶さをぐんぐん増す。そして策が暗躍する幕末の時代に、華やかな衣装と淑やかな佇まいとしおらしい京ことばで花を添える祇園の芸子たち。素晴らしく中和している。そのうえ私はどうもこの京ことばにめっぽう弱い。だからこれは好き。大川橋蔵がまた「月さま」って顔をしてる。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-12-26 14:10:00)(良:1票)

2.  妻は告白する 《ネタバレ》 夫殺しの裁判というスキャンダラスな事件の真相が徐々にあきらかになってゆく、というと面白そうなのだが、お話はけして面白いものではないと思う。殺意をもって殺したのか?たんなる自己防衛か?夫への復讐か?そもそも女は夫を憎んでいたのか?保険金目当ての殺人か?はっきりせぬまま終局へとなだれ込む。女を演じるのは若尾文子である。となると察しがつく。全て魔性の女の計算づくの計画だと。しかしオチは全く違った。ただ愛情に飢えた不幸な女の純粋すぎる愛ゆえの行動。なんのどんでん返しもない。お話は期待を裏切る。しかしどんでん返しがないというどんでん返し、しかも若尾文子の見たこともないような純粋ゆえの絶望の顔に心打たれる。若尾文子だからこのつまらないお話を引っ張れたのだと思う。というかそれが最初からの目的。観客の既成概念を想定した映画。増村監督に一杯食わされた。食わされた後の二度目の鑑賞ではどうなのだろう。とりあえず6点。[DVD(邦画)] 6点(2007-10-25 16:05:57)(良:2票)

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