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1. ツインズ・エフェクト
『インファナル・アフェア』を観た時は香港映画もスタイリッシュになったもんだと思ったりしたが、本作はザ・ホンコンな感じのあか抜けなさ。それはダサ×2のタイトルロール、エンディングテーマからも明らかで、織り交ぜられるサブ×2のギャグには思いっきりヒいてしまう。久々に心からつまらねぇと言える映画である。大してやりたくないのになんとなくやっていた、中学生の頃のマスターベーションみたいにグダグダだ。香港のトップアイドルだというTwinsは可愛いのか可愛くないのか微妙だし、アクションは速くても新鮮味は無い。友達の家のホームビデオを見せられている様などうでもよさ。4000円で買ったDVDが1500円で売られていたときの損した感。友情出演のジャッキー・チェンが出ていたシーンが一番楽しい、というのはいくらアイドル映画だとしても退屈すぎる。2点(2004-03-05 22:17:37)(笑:1票)
2. 月の砂漠
会社倒産や家庭崩壊など、現代の日本におけるリアルな物語だと思っていたが、凄いフィクション的なストーリーだったりして、何なんだか何が言いたいのか全く分からなかった映画。おじいちゃんとおばあちゃんには、一瞬ホラー映画なのかと不安にさせられた。2点(2003-10-31 22:22:38)
3. 椿三十郎(1962)
当時黄金時代の真っ只中だった東映時代劇は、東宝の「用心棒」と本作「椿三十郎」によって衰退の道を辿り始めたという。当時の人々がどれだけこの作品に熱狂したかが見て取れるではないか。
三十郎という豪快な主人公にも負けず劣らず、ユーモラスでどこまでも魅力的な登場人物達。バカで憎めない若侍、のんびりした性格が物語りにゆとりを持たせる奥方と娘さん、そしてピンポイントで冷静に物事を見極める押入れの侍。それは敵役だって同じ、三人の親玉たちのあたふた振りには笑ってしまうし、室戸半兵衛には善悪を超えた一人の侍としてのカッコ良さがある。全員がパーフェクトでコンパクトな物語の中、奇跡のような輝きをこれでもかと放っているのだ。
迫力ある殺陣、そして映画史に輝く伝説の名勝負。娯楽映画に求める全てが詰まっていると言っていい。もしもこの映画を「邦画だから」「白黒だから」「時代劇は苦手」等の理由で敬遠している人がいたとしたら、断言する、それは愚かだ。あぁ、そんな人々に言ってやりたい。そう、ちょっと間をタメて。「・・・、あばよっ!」9点(2003-10-13 11:42:00)(良:3票) 《改行有》
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