みんなのシネマレビュー |
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1. 追憶の森 《ネタバレ》 死者の身ぐるみ剥がしたらアカンでしょう。話に乗りきれないままでお開きになりました。 木々の緑の美しさと寂寥感、渡辺謙の存在感に点数を。[DVD(字幕)] 5点(2024-10-30 16:21:56)《改行有》 2. 月の輝く夜に 演出なのかイタリア国民性なのか、登場人物全員の言動に呆れるばかり。笑うところ無く「いやいや・・・何でそうなるの?」で埋め尽くされました。台詞回しがイタリア人らしからぬ静かめだったところに+1点。名匠作品今回はハズレでした。[インターネット(字幕)] 4点(2023-07-07 15:35:08) 3. 翼に賭ける命 ダグラス・サーク監督作と言うことで鑑賞。 何年か前にテレビで見たエアレースが思い浮かぶもので、パイロット・妻子・整備士の愛憎に割り込む新聞記者のお話。 整備士の人柄に無理筋を感じて盛り上がりきれずに終わった作品。 レース映像はなかなかの迫力だったのが好感。[DVD(字幕)] 4点(2023-02-11 20:06:05)《改行有》 4. 追悼のメロディ 無実の罪で7年間投獄された男の復讐劇でしたが、行ったり来たりが激しい時系列に混乱し、ジャン=ポール・ベルモンドから悲壮感が感じられず「何じゃこりゃ」の結末も併せて期待はずれにガックリ。邦題も酷い。耳に残った音楽に点数の全てを。[DVD(字幕)] 4点(2022-01-17 00:06:34) 5. TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド) 魚好きの身にとって何か雲の上のようなところに思え、誇りを持った職人さんの姿がひたすら眩しく感じました。[インターネット(字幕)] 6点(2021-08-30 16:21:57) 6. ツイステッド・ナーブ 密室の恐怖実験 《ネタバレ》 「マダム・グルニエ」監督作という事で鑑賞。ゲテモノホラーに身構えさせられた副題は「何も実験してませんね、作品を観てからつけなさい、愚か者」な鑑賞史上屈指の酷さであり、傑作サイコサスペンスです。再生直後に出るダウン症に関する断り書きを示すシーンは今では発禁ものです。その部分以外での丹念な語り口が見事。病気のふりをして偶然出会った女子大生宅に入り込みその母親をも取り込み継父殺害を企む性格異常者の青年にじわりじわりと浸食される母娘の姿は次の展開が怖くて一服しながら(ヘタレました)の鑑賞となり、最後は「早く!!」お祈りポーズに。キャスト全員の好演、不穏な音楽も併せての大当たり掘り出し物の逸品です。[DVD(字幕)] 9点(2021-07-04 00:02:19) 7. 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を 《ネタバレ》 「あるいは裏切りという名の犬」が浮かんだ邦題に惹かれての鑑賞。見たことあるお父さん役は「列車に乗った男」のジョニー・アリディで壮大な復讐劇に期待が高まります。仕事を依頼された三人組にボスを通さないで請けるのはヤミ営業で揉めるもとになるのではとふと思いました。この三人がなかなかに魅力的で更に期待が大きくなります。復讐のカタルシスが無い復讐劇となった終盤からの結末に唖然呆然、残念無念、嗚呼。[DVD(字幕)] 6点(2021-06-22 07:48:38) 8. ツレがうつになりまして。 ツレの支えになる堺雅人を想像していたのでちょっとびっくり。幹夫が布団を被って泣いている姿に12年前の具合悪かった自分を思い出します。1年ほど苦しみましたが「映画」のお陰で医者にかかる事無く薬に頼ること無く回復出来、5年前の2度目の危機を救ってくれたのも「映画」で前回と違い家族に迷惑かける事無くすみました。堺雅人は良い役者さんです。[DVD(邦画)] 6点(2021-06-10 16:04:47)(良:2票) 9. 月蒼くして 女性が「処女」「妊娠」「キス」を連発するヘイズコード(男性ならお咎め無しというのが何とも・・・)を盾に介入するアメリカ映画製作者協会を脱退し反骨心剥き出しで強行上映したオットー・プレミンジャー作品。大部分が三人による室内会話劇で、お目当てデヴィット・ニーヴンは気品あるチャラ男の持ち味発揮で且つゲスでなし。ウィリアム・ホールデンも同様で且つ35歳には見えない落ち着きある包容力にウットリと。そんな二人を手玉にとるオヤジ殺しマギー・マクラマナのヘップバーンを思わせる姿が特筆モノ。(オスカーにヘップバーンと共にノミネートされたのが何とも不運・・)硬派にも程がある監督作とは思えない洗練された粋な語り口でのロマンティック・コメディに釘付けでした。[DVD(字幕)] 8点(2021-05-25 15:35:39) 10. 追跡者(1971) 《ネタバレ》 大牧場主ブロンソンの中途半端なキャラのせいで一向に話が盛り上がらない。お目当てロバート・ライアン演ずる保安官も思わせぶりなキャラでこれまた話が盛り上がらない。バート・ランカスター演ずる執行官の姿勢を支持していたのが、元カノに欲情したとってつけたかのようなシーンに白け返る。牧童達もイキガルだけでショボイ事この上ない。弱い者に勝って立ち去るラストシーンに何の感慨も無く後味悪さだけが残る。毛色の変わった西部劇。[DVD(字幕)] 4点(2019-10-29 01:32:57) 11. つばさ 《ネタバレ》 戦闘模様は空も陸も迫力満点だけど冗長さで飽きてしまう。男女4人とも深みの無い人物像で惹き込まれず。戦闘機強奪シーンは無理筋を感じるもので、そうなるんじゃないかと思った通りの展開に盛り上がれなかった。ジャックが悔恨を乗り越えて力強く生きてゆく姿が全く想像できないラストが何だかなぁ・・・ 戦争への痛切な思いを無言で示すデヴィッド父の姿は鑑賞した甲斐のあった名場面。第1回アカデミー作品賞受賞の力作。[DVD(字幕)] 7点(2019-04-20 00:08:44)《改行有》 12. 椿姫(1921) 《ネタバレ》 椿姫(1937)DVDの特典映像であった本作。サイレントであるのを差し引いてもアラ・ナジモヴァとルドルフ・ヴァレンチノの大仰な表情にドン引きしてしまうものの、ギュッと濃縮されたストーリーは分かりやすく、マルグリットの最期の演出は本作が数段上回る。[DVD(字幕)] 7点(2018-03-03 00:40:42) 13. 椿姫(1937) 原作未読。物語自体は他愛のない悲恋ものでアルマンの未練がましさにイラッとしますが、二人のお顔のみならず立居振舞全てに於いて気品ある美しさに格調の高い作品となっています。ライオネル・バリモアの何時も通りの目力で示す存在感が流石。[DVD(字幕)] 6点(2018-03-01 14:35:41) 14. 追想(1956) 《ネタバレ》 猛禽類の眼差しのユル・ブリンナーと凛としたイングリッド・バーグマンの放つ大スターのオーラに魅了される。 特筆すべきはヘレン・ヘイズ演ずる皇太后。 謁見シーンからラストまで二人を完全に食ってしまう貫録の存在感で 「私は過去に生きる、貴女には未来がある」に泣けてしようがなかった。 将軍の極々淡い恋心を察した計らいに感動し、互いに「好きだ」と告げるシーンを一切見せない粋な演出に感服し、物語の〆の一言にとどめを刺された。テーマ曲共々珠玉の逸品。[DVD(字幕)] 9点(2017-11-25 18:37:34)(良:2票) 《改行有》 15. ツーリスト ヴェネチア観光プロモーションビデオとしてなら10点。起承転結の「起」の部分で力尽きた作品。[DVD(字幕)] 4点(2013-04-04 22:56:42) 16. ツイスター 飛び去る牛とタンクローリーに計2点。迫力ある竜巻にストーリーと登場人物の印象もまるごと吹き飛ばされた模様です。期待ハズレでした。[ビデオ(字幕)] 2点(2006-04-28 21:50:07)
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