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[2010年8月23日] か…かわも…
(゚Д゚;)ノ
…映画界は今日終わった…。
[2017年7月16日] 猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。 大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。 最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。 スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。 |
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1. 机のなかみ
《ネタバレ》 評価低くて申し訳ない。以下はネタバレ愚痴オンリーで。
(詳細はブログにて)[映画館(邦画)] 3点(2008-02-13 01:03:29)《改行有》
2. ツイスター
《ネタバレ》 『秒速5センチメートル』を観てて、いまだ未見だった本作の空気の表現を観たくなった。
元々ハリウッドゴジラの没シナリオ(つまんないんじゃなく制作費がかかりすぎるので、という理由らしい)だったのをクライトンが拾い上げた…というエピソードも以前から気にかかっていた。
まさに怪獣映画だった。
演技は物足りない。ヘレン・ハントとビル・パクストンの掛け合いは、もう少しテレビドラマっぽさが欲しくなったが…いやストレートに行くならジェームズ・ウッズとデミ・ムーア呼んできてトルネードな怪演させるとかした方がよかったかもしれない。ともかく台本の狙いは《過激なスクリューボール・アクションコメディ》。頭の中で補完してやる事で、何とかこの路線の完全版を観れるようになる。男の愛情の、あの《急激な進路の変え方》はニヤニヤものだ。
映像面では、90年代に大活躍だった3Dソフト・プリズム(現在はフーディニだっけ?)がSGI機の上で所狭しと暴れる、フラッグシップ的な作品。この技術が後に『タイタニック』を生む礎石となるワケね。ジェームズ・クラークありがとう。この文もいま Mozilla で書いてるよ(意味不明)!
ちょっと力不足の役者陣に比べ、雲の演技はナカナカ。『秒速5センチメートル』以降、空を観なければ気が済まなくなったオイラですが、大気の織り成す様々なドラマが鑑賞できて本当に楽しかった(実際のオクラホマの空がどうなのかはまた別だけど…行ってみたいねー)。
この二つの平面、天界と地上を繋ぐ橋として作用する竜巻ですが、そういう宗教的でシンボリックな面も「生死」「運命」などの面でしっかり織り込まれていて、物語がシンボライズするスケールは非常にデカい(つまり主人公から観れば個人的な愛の物語だが、ヒロイン側から観ると人類愛の物語に早変わり)。
そしてそれが、つまり竜巻の実体がゴジラだと思うと…怪獣映画最強の規模じゃないですか! ゴジラ、大天使級だよ! 東宝褒めすぎてるよ(笑)。エメリッヒ版くらいでちょうどいいって(再笑)。[DVD(吹替)] 8点(2007-05-08 17:02:29)《改行有》
3. 罪と罰(1970)
ドストエフスキー読んだ事がなくて、というかロシア文学全般を押さえてないんですが、サスガにまあ『罪と罰』ともなれば概略くらいは知ってます。
本作を観ようと思ったのは本末転倒というかタル・ベーラ監督の『ヴェルクマイスター・ハーモニー』の主役がこのバージョンのラスコリニコフ似だと聞いてたもので、何か関係あるのかナ、と。結論から言えば彫りの深さや眼光なんかがすげー似てますが、性格はまるで逆。3時間弱の間、終始「いや彼はこんな事しないぞ」という違和感を感じて…ってだから本末転倒なんだってば。
原作未読のため直感で点数つけてますが、ロシア演劇の底の厚さ(判事が真意を隠してラスコリニコフを説得するシーンは演技でグッと来ますな~)と、手際のいい説明カット(あのオッサンの盗み聞き映像なんかは映画ならでは)が随所に入って、難解であろう原作が凄くわかりやすくなってました。
原作、いつか読むかなあ…。[映画館(字幕)] 7点(2007-02-18 20:00:49)《改行有》
4. ヅラ刑事
河崎実はバカ映画というジャンルすらも壊してしまったようだ。もはや『いかレスラー』の時の気負いすら捨てて、一切力むことのない自然体の最低映画(って何だソレ)を造ってしまった。
この映画を観ると確実に感性が死滅し、知能指数が下がる。ナチュラルに無設計の照明、巧いとか下手とかの次元とは違うヅラの操演、「脱構築」という言葉に疑念が生じるほどの義務感あふれるお約束コント、役者たちのまるで噛み合わない異次元間通信的演技、『太陽を盗んだ男』と『東京原発』の最大公約数以下まで省略されたシナリオ、とどめにブチ込まれる破壊的ムード演歌「悲しみはヅラで飛ばせ」の想定範囲外の挿入場所…エトセトラ、エトセトラ。
バカ映画の最底辺を掘り起こしたら何が現れるか、まだ世界の観客は誰も知らない。おそらく河崎実にだってわかってはいないだろう。その、開ける価値のないパンドラの箱を開けようとする「バカ以下」が、スコップの先に何かの感触を得た「カチン…」という瞬間、それがフィルムに焼き付けられていると思って相違あるまい。彼が掘り当てたモノの全貌は、まだどういうモノかはわからない。ここには、今までの脱力を超えた「何か」がある。今のところ、オイラにはそこまでしかわからない。
そんな映画の中で、一人だけ一所懸命演技している無名の俳優がいる。明らかにハリウッドのとあるバカ映画のとあるキャラクターを意識した演技で、その役には今までの河崎実ワールドにあり得ない、ベクトルの異なるバカ生命が吹き込まれている。
バカ以下の集団の中に、真摯な態度で一段高く浮くバカ。そんな『イシュタール』に通じるバカがオイラは大好きだ。そのキャラのために、9点を捧げようと思う。[映画館(邦画)] 9点(2006-11-08 23:41:24)(良:1票) 《改行有》
5. つげ義春ワールド ゲンセンカン主人
石井輝男信者なんで点数甘いです。でもこんなもんです。つげ+石井って、実は非常に食い合わせ悪いと思うんだけどなあ…。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-30 13:55:19)
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