|
1. 椿三十郎(1962)
《ネタバレ》 初めて観たときは最後の決闘場面にものすごい衝撃を受けた。今見ると血の吹き出し方に思わず笑うけど(全身頚動脈かよ)、それでもやはり名場面であることに変わりない。知恵比べを主としたプロットといいひょうきんなキャラクターといい、娯楽作として一つのスタンダード足り得るものと思う。まだ若い田中邦衛が『北の国から』では絶対ありえない台詞ばかりいっているのも、ちょっと面白かった。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-19 00:58:38)
2. ツィゴイネルワイゼン
レコードに入り込んだ声。でも、何を言っているかはいまいちわからない……実は、こういう意味のわからないものが一番怖い。助けてという声が入っていたとかなら確かに怖いけど、どこか嘘臭くなるし、なにより恐怖だけで「不安」がない。アメリカのホラー映画の恐怖はショックの要素が強く、日本のホラーはぞっとさせるような戦慄の要素が強い。リンチの映画は戦慄に近いが不条理な作りは「不安」を付けたし、恐怖という感情をさらに複雑なものにしている。清順のそれはさらに乱歩や夢野久作のような日本的な「妖しさ」がある。この、夢を見ているような足元もおぼつかない感じ。生と死、意味と無意味の中間。日常では絶対に感じることのない雰囲気にどっぷり浸かることができる。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-01-27 06:15:08)
3. 月のひつじ
地味。この映画で一番いいのは題名ではないかと思う。4点(2004-02-28 03:04:45)
4. つめたく冷えた月
普通。ひどいというほどではないけど、いまいち光るところがなかった。あと、音楽の使い方が安っぽい。5点(2004-02-25 04:08:38)
0 | 1 | 0.21% |
|
1 | 6 | 1.23% |
|
2 | 6 | 1.23% |
|
3 | 16 | 3.29% |
|
4 | 25 | 5.13% |
|
5 | 33 | 6.78% |
|
6 | 105 | 21.56% |
|
7 | 122 | 25.05% |
|
8 | 109 | 22.38% |
|
9 | 53 | 10.88% |
|
10 | 11 | 2.26% |
|
|
|