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1. 妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ
《ネタバレ》 夏川結衣さんの家出が中心の物語。
そこに至る過程が丁寧に描かれており、昨今話題の家事労働についても考えさせられる良い内容でした。
ボンクラっぽい二人の子供役も、両親の喧嘩の行方を心配するところなんかは、なんとも切なくっていい脚本だなぁとしみじみ。
すっかりこの作品のファンになってしまった自分としては、この家を支える夏川結衣さんの『ただいま』を心から祝福したい気になりました。
お母さんっぽくて、それでいてとても綺麗な夏川さん、たしかに旧友の言うとおり地元でスナックなんかやったらはやりそうですけど(笑)
今回は『奥様』がテーマの作品でしたが、三作重ねることで、いよいよ橋爪功さんが日本のゴッドファーザーのように見えてくるから困ったものです![CS・衛星(邦画)] 8点(2019-12-07 15:59:30)(良:1票) 《改行有》
2. 冷たい熱帯魚
《ネタバレ》 でんでんさん、日本アカデミー最優秀助演男優賞受賞おめでとうございます!
ってことでこの映画、怖いもの見たさでのぞきに行ったら、ノレンの向こうでニヤニヤ笑ったでんでんさんが牛刀振りかぶってました。。。
あぁ、いやなモン観ちゃったなぁ。。。画力あるんだけど、それも小動物のように脚がすくんで頭が真っ白のわたしにとっては、これが映画として良いんだか悪いんだか、皆目見当がつきません。とにもかくにも恐怖におののいて共犯者に仕立て上げられたわたしは8点献上致します(満点献上はあまりにも悔しいじゃありませんか)。
『ボディを透明にしちゃおう!!』は実際の事件でも使われたセリフのようですね。
マンガ原作の映画が多い中、やはりこの作品は破壊力満点!
ちょっと血をいっぱい見過ぎちゃったんで、プラネタリウムいってきます。[DVD(邦画)] 8点(2012-04-01 21:02:01)《改行有》
3. 追憶(2017)
《ネタバレ》 なんとなく古臭いかなって撮りかたも、実は万人に分かりやすく、編集も実に無駄のないものでした。
ストーリーとしては、肝である過去の事件とは関係ない犯人の登場で『ことなき』を得ます。父は被害者、母は加害者って事では娘がかわいそうですね。とはいえあの3人で死んでいいのは佑さん。
さすがです。
キャストがしっかり役割を演じて、制作がきっちり仕事をした、良い映画でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2018-05-06 05:58:58)《改行有》
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