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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. デトロイト・メタル・シティ 《ネタバレ》 オジー・オズボーンが大好きで、HR/HM大好きな私には楽しい映画でした。ジーン・シモンズが出演しているなんて、見て良かった! メタルが良いとかポップスが良いとかそういう次元ではなくて、音楽が人に何かを与えるってメッセージを、笑いに乗せて伝えているところはすごく良かった。松山ケンイチは演技派ですね。最近はこういう優れた若手俳優が出てきていて、邦画が楽しいです。彼は素晴らしい![DVD(邦画)] 7点(2009-09-22 23:02:33) 2. 10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス 難解ぶりはどっこいですが、飛び抜けて退屈な作品が無かった分、「イデア」よりは楽しめました。エリセ、ヘルツォーク、ヴェンダースは、よく識らない監督だったのですが、この作品をきっかけに、長編を見たくなりました。それに比べてジム・ジャームッシュ、スパイク・リーは、好きな監督なので過度の期待があったことは否めませんが、拍子抜け。はっきり言って面白くありませんでした。とくにジャームッシュ作品は、クロエという有名女優を使っている所に「狡さ」を感じてしまいました。カウリスマキ作品は手堅かったです。まさに彼のテイスト。そして大した意味が無い。「さすが!」と唸らされたのはチェン・カイコー作品でした。やたら小難かしくなく、ファンタジックで笑えてほろりとする、学生が映画研究会で作りそうなこぢんまりぶりに、何だか安心してしまいました。興行収入的にどうだったのか知りませんが、やっぱり映画は長編が好きです。ハイ。7点(2004-09-24 16:36:34) 3. 10ミニッツ・オールダー イデアの森 「水の寓話」なにかを心に残してくれる、豊かな作品。「時代×4」ウザい。「老優の一瞬」画が綺麗だな~・・・以上「10分後」サスペンスの導入部って感じで、ありきたり。「ジャン=リュック・ナンシーとの対話」欠伸欠伸首!「啓示されしもの」発想が面白い。こんな作品こそ、短編の醍醐味。「星に魅せられて」壮大な物語の、素敵な一角を切り取った様な暖かさ。それと対照的な画面の冷たさがイイ!「時間の闇の中で」すごいのかすごくないのか、哲学的なのか何も考えていないのか、影像美なのか手抜きなのか、凡庸な私にはサッパリ判らない一遍。・・・・・・・・色々あるけど、トータルとして見ると、5点以上はつけられない。やっぱり私はフツーの映画が好き!5点(2004-08-07 10:54:44) 4. 天国の口、終りの楽園。 《ネタバレ》 えげつないセックスと、どうでもいい会話のオンパレードに、自らみっともない程割り込んで行く人妻に、途中まで「何だこりゃ?」状態で見ていました。でも最後に、ルイサの行動が、自分の身体の事を知った上のでの事であったと知って、涙が出る程感動してしまった。若い二人の圧倒的な生命力(それはいつか必ず失われてしまうものだからこそ、汚らしいのに美しい)の中に身を置きたい気持ちが、痛い程伝わって来る。もう絶対に戻る事は出来ない輝きを、正面から見据えた、勇気ある女性の、誰にでも起こりそうでいて、起こらない情景。いい映画だと思います。9点(2004-03-31 10:02:02)(良:2票) 5. デブラ・ウィンガーを探して 人を選ぶ映画。この35人(?)の女優の中の半分くらいの、フィルモグラフィーとバイオグラフィーを知っていないと、何も面白くないでしょう。私は映画オタクなので、なかなか面白かったですが。知らない人にとってはよくある雑談の羅列でしかない。ロザンナは確かに体力的には頑張ったのだろうが、これを「監督しました」と胸を張られても・・・という感じ。個人的にシャロン・ストーンの話が興味深かった。あと、マーサ・プリンプトンの老けぶりに愕然。5点(2004-03-07 17:48:06)(良:1票) 6. デス・トゥ・スムーチー 三崎港で水揚げされたばかりの最上級本鮪と、フランスヴァンデ産鴨のフォアグラに、粉とキャベツぶちこんでお好み焼きを作ったカンジの映画(何でお好み焼きに例えたかと言うと、ノートンの好きな日本食が「お好み焼き」なんだそーだ)。4点(2004-02-10 23:27:08) 7. 天使のくれた時間 あたたか~い作品でした。ニコラスは本当に役の幅が広いですね。無理目なストーリー展開もあるけど、この映画が持つ優しい雰囲気がカバーしています。歴史に残る名作ではないけど、見て損はない佳作。人生の選択がどうこうと難しく見るより、リラックスしてただ面白く見るのが良いかも。見た後、何か良い事がしたくなる。8点(2003-04-30 14:09:52)
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