|
プロフィール |
コメント数 |
1030 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
世の中つらく後ろ向きなことも多いですが、楽しく夢や希望を与えてくれる映画が好きです。 単純な話でも、見終わってから素直でやさしい気持ちになれるような作品がいい。
逆に、多数の人間が出てきてストーリーがややこしい映画は苦手。 ホラー映画・むやみに銃で人を殺す映画・暗い気持ちになる映画も、おおむね低評価。
自分にとってこのサイトはとても有意義。きちんと映画を観ている人の割合が大きいので、批判的な声もちゃんと載っていて信頼がおける。 もし自分がいなくなっても、レビューは半永久的に残るのだから、レビューを見て少しでもインスパイアされた人がいるなら嬉しいです。 |
|
1. 転校生(1982)
《ネタバレ》 楽しくて、最後に切なくなる名作。
男女の違いがかなり大袈裟すぎるくらいに展開されるのだが、これを見ると女の子(男の子)の気分になれちゃうのは、それだけ脚本や主人公二人の演技が違和感がないからであろう。
それにカブトガニを暴走族に見たてたシーンのように笑えてホッとする場面が随所にあるから深刻にならなくて良い。
主人公二人は、難しい役を好演。「さよなら、オレ。さよなら、ワタシ」最後に別れるシーンは、べタだけれどシンプルさが心地よい。
やや大袈裟な音楽は微妙だが、大林ファンでなくとも一度は見ておきたい。[CS・衛星(邦画)] 8点(2004-07-10 16:24:36)《改行有》
2. 天空の城ラピュタ
ジブリ映画の中でも最高傑作だと思います。
アクションあり、アドベンチャーあり、ロマンスあり、エゴイズムや環境問題など単なる子供向けのストーリーで終わらない、まさに痛快娯楽冒険活劇です。
初めてテレビで見たときは本当にドキドキしたもんですが、今見返してみても少年のように心が躍ります。
ドーラの男勝りながらどこか憎めないところやパズーとシータの心温まる物語の数々。
後半ラピュタでのシーンは年々ワクワク感が薄れてしまうのは仕方がないとして、この作品を越える少年向けアニメはもう出ないのでしょう。[DVD(邦画)] 8点(2003-12-04 14:46:45)《改行有》
3. 天国にいちばん近い島
何を言われようとこの作品が自分のお気に入りのひとつ。
「一少女の自分探しの旅」として原作の小説を意識しているものの、大林監督の手によって単なる旅物語ではなく、ファンタスティックな夢物語として生まれ変わった「天国にいちばん近い島」。
なぜこれほどこの映画に惹かれるのかよく分からない…観終わったあとに優しい気持ちになれるからか、心が一番弱っていた時に見て癒された作品だからか…。
演技が下手とか、無駄なシーンが多いとかいった欠点を補って余りあるユートピアの世界。
台詞も登場人物もニューカレドニアの自然もみな素晴らしい。「天国にいちばん近い」場所はどこなのか。主人公の成長はどれほどのものだったのか。見るたびに違う発見ができるのも楽しい。[DVD(字幕)] 9点(2003-12-03 18:38:36)(良:1票) 《改行有》
|