|
1. テルマ&ルイーズ
《ネタバレ》 最悪のニューシネマごっこ。というかパロディー? リドリー・スコットは一体何を撮りたかったのやら。テルマとルイーズを初め、夫も恋人も強盗も刑事も、誰一人として共感できないキャラクターばかり。かといってリアリティがあるわけでもなく、みんな絵本の中の登場人物のよう。大体、全て夫のせいにして自立せず責任も取らず、ぬくぬくと生きてきただけの主婦が、ブラピと一回セックスするだけで、いきなり強盗ができて銃が撃てるようになるわけないだろうに。レイプ問題を取り上げるならば真っ向から描くべきだし、平凡な主婦が道を踏み外していくことが主題ならもっとリアルな人間像であるべき。演出も平凡で不必要な描写が多く、緊迫感も焦燥感もない。セリフはいちいち説明的で、音楽の使い方は俗っぽくて印象に残らない。取ってつけたようなカーチェイスは、配給会社からの要求か? いい作品になりうるテーマなだけに残念。スーザン・サランドンの演技だけは評価に値するが、トラウマ全開という分かりやすい役どころだから当たり前ではある。3点(2004-03-07 14:44:31)(良:2票)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 1 | 2.38% |
|
3 | 3 | 7.14% |
|
4 | 2 | 4.76% |
|
5 | 4 | 9.52% |
|
6 | 7 | 16.67% |
|
7 | 9 | 21.43% |
|
8 | 10 | 23.81% |
|
9 | 3 | 7.14% |
|
10 | 3 | 7.14% |
|
|
|