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1. 天使の涙
好きなようにやりたいように撮っていたらなんだかよくわからないツギハギができて、それが案外かっこいい模様だった、という感じの変な映画。面白くなくはないけれど、どうにも波長が合わなくて辛かった。前半の二人はどこへ? 放り出されたままになったのでちょっとびっくり。フェイ・ウォンは魅力的だけど、でも役柄はやっぱり理解不能。監督の感性を楽しむべき映画なのだろうが、そんなにカッコいいか? とも思う。製作から十年以上経っているからなあ。時代が流れたせいなのか、音楽もややダサめに感じるのも気になった。[DVD(字幕)] 6点(2006-06-29 15:09:51)
2. DEAD OR ALIVE 犯罪者
人知を超えている。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-03-23 01:10:15)
3. 天使が見た夢(1998)
地味で暗いんだけど、気に入りました。気性が荒くて、自分の感情を喉に詰まらせて窒息しそうな女の子、マリー(なんだか『ベティ・ブルー』を思い出す)。そんな問題児におせっかいを焼いてしまう親友のイザベル。 つい最近、身近な友達が似たような人間関係に陥っているのを見て、「気持ちはわかるけど、その子との関係には見切りをつけたほうがいいよ」とアドバイスした。冷たいようだが、人の性格はそう簡単に変わるものではない。ある人をその人自身から救うためには、それ相応のエネルギーが要る。よっぽどの覚悟がない限りそんなことは不可能だし、全力を尽くしたとしても勝算はそれほど高くない。 結末は絶妙だ。悲劇のなかに込められた控えめな希望。友達を助けることはできるかもしれないし、できないかもしれない。イザベルが選んだ道は華やかさには欠けるものの、地に足着いた前向きさがある。彼女の凛々しい表情に、救われる思いがした。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-19 17:31:43)
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