|
1. テキサス・チェーンソー ビギニング
《ネタバレ》 まずは、トーマスの行う残忍な描写は、グレードアップしていたように思う。
生きている人間の腕を・・・なんてシーンは、やっぱりゾッとしたし、
皮をはがすシーンも、前作より気持ち悪さがアップしていた。
が、この映画わざとなのか、意図的なのか、
ホイト保安官役の、R・リーア・メイが名演技過ぎた。
視聴しながら、「どこかで見た顔だなぁ」と思い、ふと
「フルメタルジャケットのハートマン軍曹だ」と思い当たった。
そりゃこういう役がうまいのも頷ける。
理不尽に次ぐ理不尽、圧倒的な絶望感。視聴して嫌悪感が沸く。
ここまで、他人に嫌悪感を持たせる俳優もいないんじゃないだろうか?
よく考えると、目を背けたいくらい残酷なことは、ほとんどトーマスがしている
ホイトの行為は、銃や警棒などで、使用方法が残酷なわけではない。
ただ、ここにリーア・メイの叱責と、表情が加わるだけで
あっという間に狂人が出来上がる。しかもトーマスよりたちが悪い。
トーマスをけしかけているのは、ほとんどホイトなのだから。
それと人肉食の描写はいらないと思った。ほんとに蛇足で、
トーマスが前作で、一人の人間を余すことなく利用していた、
という設定が、無駄になってしまうし、狂人描写としてもイマイチ。
33人殺害されたということで、このシリーズ続きそうだが
前作のトレーラ・ハウスの住人は誰なのか、いまだ不明だ。
そういうもやもやも含めて、評価したい。[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-06-13 04:32:25)《改行有》
2. テキサス・チェーンソー
《ネタバレ》 映画の内容は、とかく汚い・グロテスク、をひたすらに強調。
出てくる登場人物も小汚いし、風呂の水、床、壁すべて汚い。
生理的嫌悪感がまず先にくる。そしてグロテスクな描写。
監督はSM趣味でもあるのか?というくらいのフック推し。いや、怖いですけどね。
特に使うフラグが立っていない場所でも、フックが唐突に出てくる。
人物の描写もこれまた強烈で、出てくる人物が皆キ○ガイばっかり。
その気味悪さも十分出ていて、俳優もそこはかとなく漂う狂気の感じをよく出していた。
ただ、人物関係がわからない。あのガソスタのお婆さんは誰?
いきなり出てきた保安官の母親っぽいのはだれ?
と、後半はこの疑問ばっかりで、せっかくの恐怖が薄らぐ。
明確にしなくてもよいので、もう少し説明が欲しかった。
レザーフェイスが追ってくるところなんかは、ホラーより、
モンスターパニックアクション!という感じで、ハラハラ観れる。
最後の警官が襲われるところなんかは、オチがしっかり効いていてよい。[地上波(字幕)] 5点(2012-05-19 01:28:09)《改行有》
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 2 | 9.09% |
|
3 | 2 | 9.09% |
|
4 | 3 | 13.64% |
|
5 | 3 | 13.64% |
|
6 | 2 | 9.09% |
|
7 | 1 | 4.55% |
|
8 | 7 | 31.82% |
|
9 | 0 | 0.00% |
|
10 | 2 | 9.09% |
|
|
|