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プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  DEAD OR ALIVE FINAL 《ネタバレ》 (数年前、酒を飲んでて終電に乗り遅れ、仕方なく(カントク、失礼!)入ったオールナイトの映画館でこれを見ました。酔っぱらっていた上、ご年配のホモセクシュアルなオヤジさんにつきまとわれて、逃げるため席を換え換えしつつの鑑賞であったことをご承知おきください。…) 三池カントクの映画は、ホラーやヤクザもの、ヴァイオレンスものなどといった、何らかのジャンルにきちんとおさまったものほど魅力に欠ける。ほとんどジャンル分け不可能な“怪作”であるほど、映画も嬉々としてはじけている。そんな「はじけっぷり」の真骨頂が、この「D.O.A.」3部作であることは間違いんだけど…。ここまではじけトンじまっちゃ、翔兄ィと力兄ィを見に来た大多数の観客はついていけまへんわなぁ。 それでも、“暴虐なヨコハマ市長(笑)の支配下にある街を出て、新天地を夢見るテロリストの若者たち。それに加担する流れ者”という古典的な図式には、この監督ならではのロマンチシズム(どんなにエロ・グロ・ナンセンスな映画を撮ろうとも、三池作品の“核心”にあるのが、ほとんど12歳の少年じみた(!)この「ロマンチシズム」だ)が漂っている。飄々とした翔兄ィ、一途な力兄ィというキャラも、すべてに破綻したストーリーや展開の中でさえ見失われることはない。やっぱり、このカントクはたいしたもんだと(酒による睡魔とオヤジさんの“魔の手”とたたかいつつ)唸らされたものだった。 そしてモンダイのラスト。翔・力両兄ィが「合体」して誕生したロボット(?)の、『鉄男』のドリル・チ○ポコならぬ本物(??)の巨大チ○ポコが一瞬にゅう~っと伸びた時と、続いてのオチへのツッコミ方(お下劣な表現、ご容赦あれ)なんだけど、確かにあれは観客の膝をカックンとさせる「脱力ぶり」にもほどがある。が、あの“カックン感”は、吉本新喜劇を見なれた関西人にならおなじみのものではないか。あの舞台での芸人さんたちによる一発芸は、こうした「脱力もの」の笑いを誘うものだったはずだ…。つまりこの映画の感覚を真に理解し、楽しめるのは、我々「関西人」である! と、小生はこれを書きながら本気で信じつつある。 ただ、これは三池作品の常なんだけど、せっかく警察側・テロリスト側に「イイ女」を登場させながら、ほとんど活躍の場を与えてくれない。そのことへの不満だけは、ひと言イチャモンつけておきたい。7点(2004-10-22 15:29:03)《改行有》

2.  デイ・アフター・トゥモロー エメリッヒの映画の本質は、その「生真面目さ」にあると思う。いや、「優等生(おりこうさん)」だというんじゃなく、どこか“バカ”がつくほど「一本気(まっすぐ)」なところがあるのだ。 たとえばH・G・ウェルズの古典SF『宇宙戦争』を現代にリメイクしたなら(『ID4』)、やはり「タコ型(イカ型?)」風のエイリアンを登場させてしまう。あるいは、ファンのひんしゅくを買おうとも、あくまでゴジラの造型に生物的なリアリティを優先させる。さらに『パトリオット』みたく、善玉・悪玉をマンガチックなまでにはっきりと区別するのも、むしろ彼の「真面目さ」ゆえだろう。 その上で語られる「世界観」も、これまたボーイスカウト的(!)な単純さ・一本気ぶり。そこではアメリカ大統領が自ら戦闘機に乗って空中戦を演じ、(スパイク・リ-監督には「黒人奴隷の歴史を美化した」と批判されたが)黒人だけのユートピアめいたコミューンが、奴隷制のアメリカに存在しているのだ。いずれもエメリッヒにとって、「かくあらねばならぬ」という大上段の啓蒙的説教くささとはちがった、「かくあってほしい」という“まっすぐ”な理想として。 今回の映画においても、彼のその「生真面目さ」はいつにもまして発揮されている。ここでエメリッヒは、何よりも“寒さ”をいかに面白い映画に仕立て上げられるか、という一点においてひたすら「真面目」に取り組む。そして人類の危機に直面したとき、国家や人々は「どうあるべきか」ではなく、「こうであってほしい」と謳うのだ。…大国はエゴを捨て、人は最期まで愛と気高さを失ってほしくないという。 それを、あまりに単純すぎると失笑するのはカンタンだろう。というか、今どきそんなナイーブな「生真面目さ」など、ほとんど“バカ”扱いされるにちがいない(事実、エメリッヒ作品を「バカ映画」呼ばわりする風潮が、確かにある)。 けれど、“おりこうさん”ばかりがはびこる中、こうしたひたすら“まっすぐ”な人なり映画なりが存在していることは、少なくともぼくにとっておおいなる「救い」に他ならない。何だかんだ言われても、エメリッヒ作品にかくも観客が集まること自体、きっと多くのひとびともその「すがすがしさ」に惹かれてのことなんだ…と、ぼくは勝手に思うことにしている。 ローランド・エメリッヒ(の映画)は、理屈じゃなく、ただただ愛おしい。8点(2004-06-19 18:31:41)(良:5票) 《改行有》

3.  デアデビル 日本じゃ映画より漫画の方が、今やより豊かな表現力を見せてくれることが多いけど、アメコミはどうもとうてい映画に及ばない。だから、その映画化は、意外とムツカシイのでは? だって、幼稚になりすぎるんだよね。この『デアデビル』も、キャラクターに映画的な陰影を与えようとしている工夫は認めるものの、やっぱりオトナの鑑賞に耐える代物じゃないなあ。唯一、主人公の少年時代の父親とのエピソードは、素直なリリシズムが好感度大でした。監督は、やはり前作の『サイモン・バーチ』みたく、心にしみるヒューマンドラマの方が絶対向いてるってば。5点(2003-05-20 13:57:26)

4.  ディレイルド/暴走超特急 実現するには、最低でも5千万ドル以上はかかるだろう脚本を、どう見たって5百万ドル程度で作っちゃいましたってな、トホホな代物。実際、あのチャチな列車やヘリコプターの模型がよろよろと画面を横切った日にゃ…(涙)。小生はヴァン・ダムを深く愛する者ではあるが、そして最近のB級路線への回帰(まあ、落ちぶれて戻らざるを得なかったと、世間じゃ見るんでしょうが…)は、個人的に歓迎だったのだけど、今回は風呂敷を広げすぎた。カエルが牛の真似して腹を膨らませても、所詮は破裂して果てるだけなのだよ。4点(2003-05-16 14:37:59)

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