みんなのシネマレビュー |
|
1. 電人ザボーガー みんな、真面目過ぎ(笑)、ピープロの特撮ってだけであたしなんか感涙しているのに、不真面目だとか、B級テイストに作りすぎとか、宇宙猿人ゴリは、良かったとか(あ、言ってない?)。 元々ピープロ自体が円谷プロや東映、東宝とは違った独特の特撮を作ってきたのだから、あたしは、このぐらいの作り方が正に合っていると思うんだよね(というか、元の番組はもっと凄かったし)。それに多少のギャグを折り込みながらも、キチンとザボーガーという特撮シリーズの面白さを盛り込んでいる訳じゃないですか、それも当時と全く同じテイスト…というか、特徴的な部分をより強調して見せてね。当時の子供にもトンデモに見えてた筈、とおっしゃる方も居ますけど、やっぱりそれは、今の情報過多な時代だからそう思える訳で、当時の子供達にはそんな事を考える余裕のある子供は少なかっただろうね。近年、昔のアニメや特撮の映画化が沢山ある訳だけど、どれも今の時代背景やSF考証に合わせたりするばかりで味気ない映画が多いけど、こうして、30年以上前の特撮を当時の感覚に限りなく近くリメイクして見せたという点で評価したいですね。[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-08-19 23:09:19)(良:1票) 《改行有》 2. 天国からのエール 《ネタバレ》 この話、映画化される前から知っていたから、不安半分、期待半分という状態で見に行きました。そうしたら、まさにその通りの映画になっちゃったんだよね。阿部寛は好演しているのがホント、よく分かる。でもあの情熱の傾け方って、実際の大城氏とは少し違う気がしたんだよね。あたしの住んでいる地域は田舎だから、ああいったおせっかいは当たり前の様に残っています。だからこそ共感も出来たのだけど、同時に変換な違和感も感じたのも事実です。多分、それは脚本家や監督自身がこうしたおせっかいの経験が少ないゆえの結果だと思うんだよね。その辺が残念かな。[映画館(邦画)] 5点(2012-03-24 06:11:34) 3. ティアーズ・オブ・ザ・サン こういう映画を見る際の注意点、世界情勢が含まれる映画の場合、映画の前でも後でもいいから情勢を複数の観点から確認すべし。この映画はプロパガンダ以外の何者でも無く、正直、出来もお粗末です。[地上波(吹替)] 3点(2011-10-11 21:02:17) 4. てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~ 《ネタバレ》 実話を基にした映画って事で、どんなもんかな?と思いながら観ました。 物語としては、10年間くらいの話なんだろうけど、それにしては主人公の二人が 歳相応には見えなかったし、見せる努力もしてない気がしました。 だから、実話なのに、あまり説得力を感じないんですよ。 それと、ステロタイプで登場する銀行員とか投資家、大学教授なども 物凄く胡散臭くなってしまっている。短い時間で分かりやすく表現するという意味では 間違ってないと思うけど、その為に説得力が無くなってしまっては本末転倒のような気もします。 役者的には岡村も経験はあるとは言え、慣れない主役という事で、 仕方ない部分があるにせよ、そこそこしっかりとした演技をしてますね。 脇を固める役者も面白い演技が出来ていて悪くなかったと思います。 物凄く惜しいと思ったのは、要所でギャグを入れてたことかな。 こうした実話ものでクスっと笑うような笑いはあっても、物語の間になるので、物語を邪魔する事は少ないと思うのですが、この映画の場合は、フリがあってボケるという完全なギャグが結構使われているのですけど、こうしたギャグって、物語を断ち切ってしまう印象が強くあります。 折角のいい話なのに、変な笑いで流れを壊してしまうようなギャグはこういった実話を扱う映画ではちょっと向かない気がします。 [映画館(邦画)] 6点(2010-07-12 01:44:03)《改行有》 5. 天地無用! 真夏のイヴ 《ネタバレ》 「天地無用!」という、人気OVAアニメの劇場版っていう事なんだけど、正直OVAの内容とキャラクターの基本設定だけ残して作られた、全く別物の物語なので、予備知識無しで観てしまうと、何がなんだかさっぱり分からない筈です。その意味では先にコメント残されているお二人にはちょっと酷な作品だと思います(知っているあたしですら辛かったですから)。役者はしっかり演じているんですよ。画も悪くない。最大の戦犯は監督と脚本家なんだろうなぁ [DVD(邦画)] 3点(2010-07-11 15:03:31)《改行有》 6. 電車男 《ネタバレ》 良かったですよ。 あたしとしてはこの映画で言葉(台詞ではなく)の中に含まれる感情というものが良く伝わったし、それによって自分がこの映画の与える感動というものをどのように伝えようとしていかがわかったような気がしましたから。残念ながら、一番感動させるであろう告白のシーンであまり感動しなかったのだけど、それはそれ以上に電車男と応援する2ちゃんねらーの言葉に感動したからで、多分、この辺は人の感動に仕方に違いがあるから構わないんじゃないかと思います。ちょっと残念だったのは2ちゃんねらーの妄想(戦場)のシーン。コメディリリーフにしたかったのだろうけど、反って物語の勢いを削いでるきがしました。でもエンターテイメントとしては上出来だと思います。[映画館(字幕)] 9点(2005-07-04 16:49:32)《改行有》 7. 天地無用! IN LOVE 当初はOVAの補完作品という話だった筈だけど、その後のOVA展開を見ると、全然補完になっていないのがこの映画。面白くはあるけど、このシリーズの特徴である”ハーレム状態でのコメディ”、”ドラマ展開の面白さ”の後者だけを寄せ集めて出来た感じがあって、個人的には面白くはあるけど、あまり評価は出来ない。もとになっている物語になを借りた、別物の映画としてみれば結構出来の良い映画ではある。本当ならこれを実写で見せられればよいのかもしれないが、これに見合う役者・監督・映像技術・世界観は実写ではちょっと難しいかな。[DVD(字幕)] 7点(2005-05-24 22:44:03) 8. 天地無用! in LOVE 2 遥かなる想い このシリーズはドラえもんやクレしんと同じで、TVとOVAではギャグを思いっきり噛ませてるけど、劇場版ではドラマを見せてくれる。これは好みが大きく分かれるかもしれないが、あたしはこの映画よりはOVAのドラマの面白さとギャグのちりばめ方の巧さが好きだったので劇場版はどうしても評価を下げざるを得ない。ドラマとしては下手な映画よりもずっと出来が良いのだが、やはりこのシリーズではドラマをこういう形で見せるのでは無くて、コメディタッチとシリアスを配分良く見せていた方が良かった気がする。完全に作りは大人向けで、ちょっとお子様向けと言う感じは無い。その意味ではパトレイバーの劇場版に近いので大人に薦める事の出来るアニメとしては及第点かもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2005-05-24 22:16:42) 9. 天河伝説殺人事件 うーん、なんて言ったらいいのだろう?多分、ポスト金田一幸助を狙ったんだろうけど、なんかスマートすぎてキャラが立たないというか、あっさりしすぎているというか・・・その割にあたしの家族には評判良いけどね。ちなみに中森明菜が主題歌を歌っているとの事ですが、実はあれはカバーで、主題歌を歌っているのはC-C-Bの元ベーシストだった関口誠人だったりする。6点(2003-06-16 21:55:38) 10. 天使のたまご(1985) 押井守って人の思考が凄いのは良く判る。でも賛同できるかというと話が別ですよね。他の作品でも言える事ですけど、とにかく内容が難解で映画が人を選びます。そういう意味ではあたしは選ばれなかったのでしょう。ただ、映像の美しさ、面白さはあります。5点(2002-10-19 10:02:58) 11. デッドフォール キャストを見た時、「もうスタローンというだけでは客が集まらないかも」というのが最初のイメージ。見たらやっぱり主役はスタローンなんだけど、カート・ラッセルの方が演技が良くて結果としてこの採点。もっと低くても良いかもしれないけど、カート・ラッセルのカマ演技に敬意を表して、5点(2002-06-12 19:36:06) 12. テラ戦士ΨBOY なんだかよくわからなかったなぁ。同じ超能力ものなら「ねらわれた学園」の方が断然面白いです。まぁ、菊地桃子主演という所に意味のある映画だからね。5点(2002-02-08 12:46:29) 13. デルタ・フォース(1985) チャック・ノリスのひとりよがり映画です。でも、デルタ・フォースの戦闘ってのはかなり局地化してる筈なんだけど、ただの特殊部隊ってな感じに見えました。この辺はアメリカ映画らしいというべきでしょうか。5点(2002-01-07 18:33:09) 14. ディープ・インパクト(1998) うーん、なんだかなぁ。地球レベルのパニック映画をハリウッドが作ると、どうしてもアメリカのエゴが強くなるような気がする。シミュレーションにも問題あるなぁ。これって、当時彗星の衝突を緻密にシミュレートしたって言ってなかった?最初の衝突であれだけの質量のものが、ぶつかっていればあんな被害で済む筈ないし、「核の冬」についての再現もしなかったじゃない。ま、人類が死滅しちまうと、映画にならないんでそうしてるんだろうけど、あたしとしてはいただけない。3点(2001-10-04 20:28:36) 15. デューン/砂の惑星(1984) いやね、面白いんだけど、原作のイメージをかなり壊してる気がするんだ。まぁ、原作自体とてつもないシロモノなんだけど、リンチのイメージがその原作のおかしな部分を増幅してるんで、あたしは最初見たとき絶句しました。6点(2001-09-10 21:45:11) 16. ティン・カップ 期待して見ただけに大きく外されたって感じがします。コスナーのスポーツものはどうしても似たり寄ったりの感じが否めないです。その中でもこれは出来が良いとは思えませんでした。5点(2001-08-27 18:09:39) 17. 転校生(1982) ある意味、大林宣彦の挑戦的な映画だっただけに、映画としての良さがあっても評価が分かれる作品だと思います。裏話も色々ある作品ですが、尾身としのり、小林聡美の(失礼ながら)決して美男・美女でない2人が映画が進むにつれて、格好良い男の子・可愛い女の子に見えてくるから不思議です。9点(2001-08-20 17:55:05) 18. 天と地と 小室が公開前に映画と音楽の融合とかあちこちのテレビ番組で大々的に宣伝してたのを思い出す。内容的にはただ金をかけただけ。原作知っていると余計にそう思うのだろうなぁ。市川昆か今村正平あたりに監督させてたら面白かったかも。でも過ぎた事は言うまい(笑)。5点(2001-07-18 20:21:56) 19. 天空の城ラピュタ 宮崎駿のアニメとしては「となりのトトロ」と並んで最高だと思います。大人が見ても、子供の頃の冒険心をくすぐられるし、子供が見ても純粋に楽しい冒険活劇になっています。10点(2000-12-28 15:22:29)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS