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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 天地創造 原作未読なのだが、話が断片的で少々わかり難い。元々そういうものなのかもしれないし、聞いた事ある話が映像化されるとこうなるのかなあという印象。旧約のお勉強的に見るのはいいのだろうが、1本の映画として面白いかと言われると疑問もある。 個々の話は断片的とはいえ、総じて富や権力を巡る争いや欲望等による堕落を戒める事の繰り返しで、こういう因果的思考が天譴論につながるのかなと。ただし、昨今の自然災害多発や今日の感染病の蔓延をそう考えてしまうのは、あまりにも安易で短絡的だとは思うが、そう考えるとラクになれる人もいるのかもしれない。ただし、それはある種の思考停止でしかないとは思うが。[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-08-16 09:49:18)《改行有》 2. でかんしょ風来坊 銀座の次郎長シリーズは他のシリーズに比べマイナーなのでよく知らなかった。主演男女は魅力あるし、テンポもいいのだが、その分ストーリーが軽薄で中身がない。が、アキラのシリーズモノは見れ見るほど中毒化していく事があるので、他作を見るに従って評価も変わるのかもしれない。[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-01-19 09:37:42) 3. 鉄腕アトム 宇宙の勇者 全体的にはホノボノしてるが、原発事故があったり、ロボットが戦争から家事までやるのが現実的になってきた50年後の世界から見ると、いろいろと示唆的ではある。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-17 11:49:22) 4. ティファニーで朝食を 《ネタバレ》 皆寛大ですねー。私は変な日本人が出てきた時点でNGでした。 <追記>14年ぶりに再見。田舎を飛び出して「パパ活」で生計を立てている「人妻」が、真実の愛に目覚めるという話だったとは。初見では気がつかなかった。「パパ活」しながら結婚相手を探すという自由に生きているようでカネに縛られて生きているという作家の指摘は辛らつであり、ある意味ホリーは結構イタイ人ではあるんだが、直前まで富豪との結婚に躍起になっていたのに、なんの前触れもなく最後の最後で唐突に「愛に目覚める」事には違和感。また、人種差別的な日本人の描き方は相変わらずヒドイんだが、ネコがカワイイという事が再発見できたのは収穫と言えるかな。[CS・衛星(字幕)] 4点(2004-02-18 00:37:18)《改行有》 5. 天国と地獄 犯人を捕まえようとする刑事たちの執念の凄まじさに圧倒される。山崎の狂気・三船の超然さといった両雄の存在感は言うまでも無いが、仲代を中心とする刑事たちの犯人の追い詰めていく過程には常に緊迫感があり、犯罪捜査というひとつのプロジェクトを体感できる。 9点(2003-12-22 04:54:16)《改行有》
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