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1. 天使と悪魔
《ネタバレ》 前作よりもかなり派手で刺激的になった印象。群衆スペクタクル、血塗れの殺戮シーン、大爆発に大炎上と、謎解きのプロセスはさっぱりであったが、怒涛の展開には圧倒される。時間を区切ったのが勝因だろう。広場の群衆シーンは、現地で撮影したのだろうか。バチカンであれだけのスケールの撮影をしたとはたいしたものだ。宗教に熱狂する人々の姿がバックグラウンドとして、物語のボルテージアップに役だっているわけだが、やっぱりいろいろと考えてしまうわけだ。米国の状況とか、日本でもあんな団体とか、こんな事件とかいろいろあるし(具体的には何も言うまい)。動機がわかりにくいのと、結局イルミナティの存在がフェイクだったというのが少々残念なところだ。反物質とかについては何もわからない。勉強しよう。しかし元空軍のヘリコプター乗りの司祭だか何だかというのが、凄いご都合主義的だが、計画変更がなければ、どういうオチにするつもりだったのだろうか。教授がプールで泳いでるシーンで「ピース・メーカー」を思い出した。[映画館(字幕)] 8点(2009-06-19 00:07:22)
2. ティアーズ・オブ・ザ・サン
《ネタバレ》 今観ると、アフリカもののはしりのような気もする。しかし名作の仲間入りはできなかった。問題は戦争映画なのか、感動作なのか、いまいち方向性が定まっていないことであろう。軽い演出の戦闘シーンに、重苦しい音楽のせいか、戦争娯楽作としてのカタルシスはあまり感じないし、かといってヒューマニズム感動作にするには、キャラもストーリーも掘り下げが足りない。何と言っても、あの展開でブルースが最後に生き残るのが一番まずい。国境前で敵を引き付けるとかして、モニカの腕の中で死ぬとかしないといけない。最後に子供が「Freedom」とか叫んでも、興ざめも甚だしい。普通にダイ・ハードをやった方が良かったのではないだろうか。この監督さんは妙なところで生真面目なのか、突き抜けたところがないので、アクションではなく、人間ドラマとかをやった方がいいのではないだろうか。[DVD(字幕)] 6点(2008-01-12 02:28:32)
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