みんなのシネマレビュー |
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1. DEATH NOTE デスノート(2006) 《ネタバレ》 金子修介は子供っぽいダサイ演出をする。仮面ライダーとか子供向けヒーローTVシリーズみたいな演出を堂々と映画でやってしまうのは狙いなのか。とりあえず無数に出てくるエキストラ達(インタビューされたりするやつら)の大根演技を何とかして欲しい。それに胸を押さえて死ぬ連中をご丁寧に何回も出すのは何なんだろう。スポンサーとかの親戚とか子供をコネで映画に出す約束があったのかというくらいだ。とりあえず死ぬ役で、簡単ですから、とか。FBIの外人がそろいもそろってスーツ姿。こいつらが次々と死んでいくシーンは爆笑しちった。屋上で双眼鏡かなんか構えてた奴もいたが、怪しすぎる。FBIって書いたTシャツ着てる方がまだ自然だよ!あげくのはてには瀬戸朝香の非日常的な、昔のドラ猫ロックを思わせる黒のレザースーツ姿には鳥肌が立つほどのばかばかしさだった。しかしこの映画の唯一にして最大の魅力はL役の松山ケンイチ!彼の演技を見るだけで充分楽しめる映画になってるよ!![DVD(字幕)] 6点(2007-03-24 11:21:15) 2. DEATH NOTE デスノート the Last name 前作に続く子供っぽいダサダサ演出と脇役たちの大根演技に苦笑させられるが、前作で免疫が出来てるので結構楽しめた。前作でこの映画の魅力は松山ケンイチだけだと分かっていたので、彼に集中することでいらつくミサミサのキャラとか、刑事役の俳優達が拳銃を構える姿のうそ臭さ&格好悪さも中和された。ほんとうに松山ケンイチの演技は見ごたえがある。”レオン”のG・オールドマンや、”シークレットサービス”のマルコヴィッチのように映画の出来を飛び越えて楽しませてくれた。前作同様映画としては2~3点だが、松山ケンイチにプラス加点。[DVD(字幕)] 6点(2007-03-24 11:07:25) 3. デビルズ・バックボーン 個人的に才能を信じて疑わないデル・トロ監督。この人は母国で映画を撮ったほうが自分の味が強くでるようだ。非常にシンプルなストーリーながら圧倒的な映像美で風格すら感じさせる。ハリウッド的な演出も出来るが、こういう色彩を効果的に使った演出は非常に光るものがある。突き刺さった不発弾をみただけでも圧倒的な映像センスを見ることができるし、扉を開いた時の延々と広がる地平線と建物の中の世界観の差。ハリウッド的な怖がらせる演出に主眼を置いたホラーからすると地味かもしれないが、しっかりした映画であることは間違いない。8点(2004-12-19 23:41:07) 4. テキサス・チェーンソー まったく新しい切り口での作品かと思ったら意外とオリジナルをそれなりに踏襲した作品になってました。ただ、カメラワークや音響や、編集テクニックなどはいかにも最近の雰囲気。ちょっとオープニングとエンディングはブレアウィッチっぽいところもくすっとさせる。怖さも期待していたほどの嫌悪感をもたらすものでもないのだけど、異様なクローズアップなどでなんだかわからんけどなんか気持ち悪い感じは出ていたと思います。しかし、前作では恐怖と笑いが背中合わせの感じがあったのが今回はリアリティを強調したかったのか妙にまともだったかな。悪役は悪役なりの愛らしさも欲しかったな。だって全員なんだかいらいらさせる奴ばっかりでさ。怖いのはもちろんだけど、非常に不愉快な感じがずっと続くんだもの。それがねらいといえば成功なんだけど、繰り返して見たいという気持ちにならない、いやな感じ。でも、そんなに悪くない、っていうか結構頑張ってたと思う。7点(2004-03-21 22:05:22)(良:1票) 5. デアデビル DVDホームシアター向きの映画。音がキーだからいろんな音を5.1で楽しむのは良いかと。しかし悪役が弱い。コリン・ファレル、悪乗りで楽しそうだが、弱いぞ。でもまあまあ楽しめたかな。良くはないけど、こんなもんでしょ。7点(2003-10-26 22:08:39) 6. D-TOX 前半結構怖い感じだったのに、途中から”遊星からの物体X”みたいなシチュエーションに。強引すぎるし、退屈だ。車検落ちみたいな俳優集合して悲しかった。5点(2003-03-03 22:53:44) 7. デッドゾーン 切ない、切ないぜ。クローネンバーグ作品でも”ザ・フライ””ヴィデオドローム”にならぶ傑作、C・ウォーケン作品でも”ディア・ハンター”同等の名演。ガラスのように繊細な男の哀愁がよく出ているし、演出もあまり奇を衒わず見事。かなり好きな作品だ。8点(2002-04-30 21:57:57)
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