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プロフィール |
コメント数 |
73 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
http://6018.teacup.com/337/bbs |
年齢 |
54歳 |
自己紹介 |
心の機微が感じられる作品が好きです。 絵に携わる仕事をしていますが、映画を映像面から語ることが苦手です。 映画の社会的道徳は常に考えますが、基本的にエンターテイメントを冒涜するようなツッコミはしないのが観客のモラルだと思っています。 全体のバランスよりも、ただのワンシーンにノックアウトされたい。 |
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1. 天使のくれた時間
《ネタバレ》 この映画を観るたびに、大好きだったのに別れてしまった彼女のことを思い出す。
私はジャック・キャンベルと同じように、自分のしたいことを選んで彼女を省みなかった。
もしも、あのまま彼女と過ごせていたら・・・夢でもいいから知りたい・・・でも叶うわけもなく。
そこでこの映画だ。私にとっては涙が止まらないラストシーン。
ジャックとケイトは13年ぶりの再会であったが、私は彼女と別れてから1年ぶりに電話した
ことがある。彼女はすでに男を作っていた。・・・まぁ現実なんてのはそんなもんであるが、
この映画のケイトは仕事に打ち込んで、結婚もせずに13年を過ごしていた。
もうそれだけで私の目からはなにやらドバドバ流れ出すわけですよ。
天使がくれたわずかな時間の中で、ジャックはケイトに2度目の恋をする。
こちらを見つめるティア・レオーニの眼差しは、彼を優しく包み込む。忘れてしまって
いたものがそこにある。なぜ忘れてしまうんだろうね・・・人間の機能は時に悲しい。
レオーニの目の演技に私は胸が締め付けられっぱなしだった。
ところで邦題をつけた人はたぶん「素晴らしき哉、人生!」を意識してつけたんでしょうね。
あの謎の黒人が何者だったにせよ、ジャック・キャンベルにとってはあの時間を
くれた彼は天使なのです。映画の内容もキャプラみたいに甘いしね。
ほんと、甘い夢をくれてありがとう、と言いたい。
9点(2004-05-31 03:38:42)(良:1票) 《改行有》
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